スマホサイトの使いやすさをGoogleが評価!モバイルフレンドリーに対応しよう
2019年8月21日
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更新日:2026年 06月 08日
Search Consoleで約1年間にわたりデータ異常が発生していたことが判明
【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一
Googleは2026年4月3日付で、Search Consoleのパフォーマンスレポートに長期間にわたるデータ記録の不具合が発生していたことを公表しました。
SEO担当者やWebマーケティング担当者にとって、Search Consoleは検索流入の分析や施策評価に欠かせないツールです。
そのため、約1年にわたってデータに異常があったという発表は、Search Consoleのインプレッション数をレポートや施策評価に使っているサイト運営者には影響が出る可能性があります。
特に、インプレッション数やCTR、平均掲載順位をもとに成果測定やレポート作成を行っている企業は、これまでの分析結果を改めて見直す必要があるかもしれません。
本記事では、今回の不具合の概要と影響、そして今後のデータ活用における注意点について解説します。
GoogleはSearch Consoleのデータ異常に関するヘルプページにおいて、パフォーマンスレポートの一部データに記録エラーが発生していたことを明らかにしました。
対象期間は2025年5月13日から2026年4月27日までの約1年間です。
この期間中、影響を受けたのはインプレッション数と、それに関連するCTR・平均掲載順位です。クリック数は影響を受けていません。
不具合の原因はログ記録エラーとされており、鈴木謙一さんの記事では、2026年5月1日の追記で不具合解消が案内されています。
ただし、修正が適用されるのは今後取得されるデータのみであり、鈴木謙一さんの記事では、修正は今後のデータにのみ適用され、過去データは修正されないと紹介されています。
Googleは具体的な誤差の規模については公表していません。
しかし、「修正後はインプレッション数が減少する可能性がある」と説明していることから、Google広報担当は、2025年5月13日以降のインプレッションが一時的に過大報告されていたと説明しています。
今回の問題で最も注意したいのは、過去約1年分のSearch Consoleデータをそのまま正確な実績として扱えない可能性がある点です。
多くの企業では、前年同月比や四半期比較によってSEO施策の成果を評価しています。
しかし、対象期間のデータに過大な数値が含まれていた場合、本来よりも良好なパフォーマンスとして認識してしまう恐れがあります。
例えば、インプレッション数が前年比で減少しているように見えたとしても、それは現在のパフォーマンスが悪化したのではなく、過去データが過大に記録されていた影響かもしれません。
また、CTRや平均掲載順位も影響を受けているため、特定ページの改善施策やコンテンツ評価の判断材料として利用する際には慎重な解釈が求められます。

今回の不具合を受けて、まず実施したいのがレポートや分析資料への注記です。
社内報告やクライアント向けレポートでは、対象期間のSearch Consoleデータについて「Googleが公表したログ記録エラーの影響を受けている可能性がある」と補足しておくことが望ましいでしょう。
数値だけを提示すると、誤った意思決定につながるリスクがあります。
また、施策評価を行う際はSearch Consoleだけに依存せず、Google Analyticsや広告データ、コンバージョン実績など複数の指標を組み合わせて総合的に判断することも重要です。
特にSEOは複数の要因によって成果が変動するため、単一指標の増減だけで施策の成功・失敗を判断しない姿勢が求められます。
今後、多くのサイトでSearch Console上のインプレッション数が急激に減少したように見える可能性があります。
しかし、それが必ずしも検索順位の低下や流入減少を意味するわけではありません。
今回のケースでは、過大に記録されていた数値が正常な状態に戻った結果として表示される可能性があります。
そのため、数値の変化だけを見てコンテンツ戦略を大幅に変更したり、SEO施策を中断したりするのは避けるべきです。
まずはGoogleが公表した不具合の内容を踏まえ、他の指標や実際の流入状況と照らし合わせながら判断することが重要になります。

Google Search Consoleで約1年間にわたって発生していたデータ記録エラーは、多くのSEO担当者やマーケティング担当者にとって無視できない問題です。
特にインプレッション数、CTR、平均掲載順位に影響が及んでいるため、対象期間のデータを用いた比較分析や施策評価には注意が必要です。
また、修正後に数値が減少して見えたとしても、それがサイトパフォーマンスの悪化を意味するとは限りません。
今回の不具合による影響を理解したうえで、複数のデータソースを活用しながら冷静に分析を進めることが、正しいSEO判断につながるでしょう。