パーマリンクとは?意味と使い方を解説します!
2019年11月25日
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SEOがまるっと解るWebマガジン
更新日:2022年 10月 28日
【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一
内部リンクは、「サイト内のリンク」のことです。
対して外部リンクは、「外部の(他の)サイトからの被リンク」を指します。
SEOでは「リンク」はランキングシグナルの一つで、とても重要な要素です。
この記事では「内部リンク」について、設定のポイントや活用例を紹介したいと思います。
なお、SEOの基本的な概念は、【プロ直伝】最新のSEO徹底ガイド!対策手順と重要な考え方 を参考にしてください。
「ゴールはCV獲得!SEO、コンテンツマーケティング、UI・UX改善で、成果にコミット!」の株式会社ジオコードは、内部リンク改善を含め、SEOに必要な全ての施策に対応します。
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目次
先程説明した通り、内部リンクは、「サイト内のリンク」のことです。
設定は簡単で、<a>タグを使えばリンクを繋げることができます。
※例えば当メディアTOPへのリンクならこんな記述になります
<a href=”https://www.geo-code.co.jp/seo/magazine”>SEMジャーナル</a>
Googleもユーザーもサイトの巡回にはリンクを使います。
また、Googleはサイトの評価やインデックスにも使用しています。
これだけ聞くと簡単ですが、重要なのは「どうリンクを繋げるか」になります。
すなわち「リンク構造」の設計です。
リンク構造が整っていないと、
・ユーザーが見たいページを発見できない(ストレスを感じる)
・Googleが上手くサイトを巡回できない
・意図した、重要なページがGoogleから評価されずらい
といったことが起こる可能性があります。
Googleもユーザーも「ストレスなくサイトを巡回できる」ことが、内部リンク構築の基本になります。
次のセクションでは、「リンク構造を考える際のヒント」として「メリットとデメリット」をご説明します。
内部リンクの整理はユーザビリティやクローラビリティの向上に繋がります。
具体的には下記の2点があります。
どんな良いコンテンツも見てもらえなければ意味がありません。
リンクを整えておくと、欲しいコンテンツを探す助けになります。
当然ユーザーの滞在時間は長くなり、課題を解決できることが伝われば成約にも繋がります。
SEOにおける内部リンクの重要性は「重要なページにリンクを集め、クローラーに要となるページをしっかり評価してもらう」点にあります。
ユーザーが迷わないようにリンクで丁寧に案内していくと、「ユーザーが探しているページ」へのリンクが自然と整っていきます。
また、当然ですが「重要なページ」にはアクセスしやすくなるようリンクを設計します。
要となるページにリンクが集まることで、そのページが重要であるということがGoogleに伝わり、評価されやすくなるのです。
また、内部のリンクが整理されていない場合、以下のようなデメリットが考えられます。
基本的にGoogleは「リンクを辿ってページを発見」します。
リンクがない、主要なページからの導線がない、といった構造では、なかなか発見できません。
ページを発見できないと、インデックスされず、検索結果に表示されません。
もしくは、時間がかかってしまいます。
「リンク」はGoogleの評価指標の中でも重要で、影響が大きい指標です。
リンクの評価は「投票」と似ていて、集まっていると高く評価される傾向にあります。
※ただ多ければいい、というわけではありませんが…
例えば「商品A」を売りたいのに「商品B」のページにリンクが集まっていたとします。
Googleは「商品B」が重要と考え、高く評価します。
結果として、本当に見てほしい(順位を上げたい)「商品A」が評価されず、順位が上がってこない可能性があるのです。
「SEOには内部リンクが大切!」と伝えてまいりましたが、では何をやればいいのでしょうか。
みなさんは下記のようなリンクを貼ることを意識してみてください。
上記みたいなリンクを見たことはありませんか?
私(筆者)は、通販で上記のようなオススメがあると、とても助かると思っています。
こういったニーズを満たす「関連性の高いページ」からのリンクを、Googleは高く評価します。
例えばPCのパーツを探していて「一緒にないと機能しないもの」や「セットで使うとより便利になるもの」が提示されたら助かりますよね?
そういうリンクは評価されるわけです。
逆に、いきなり関係ない話をされても困りますよね。
PC用品を探してるときに、突然の「カップラーメン詰め合わせ」みたいな…
例えば「風邪には○○が効く」という記事があり、その記事に対し下記3つのリンクが貼られているとします。
・私(筆者)がこの記事から何となくリンク
・記事を読んで治った人が、運営サイトからリンク
・著名な医師が記事に感銘を受け、データに基づく有効性を記載し、リンク
3番目が最も質が高く、1番目が最も質が低いリンクの例になります。
「投票」を例に出しましたが、1票は平等ではなく、リンク元ページの質によって効果が変わってくるわけです。
専門家をも唸らせる良質なコンテンツ、そういった情報はWeb上での評判に貢献してくれます。
でも質の良いページからリンクを貰うには、貰う側も質が良くないといけないですね。
上記は外部リンクの例になりますが、内部リンクでも同じことが言えます。
ユーザーに役立つコンテンツ同士がつながって、ニーズを満たす。
そう言うサイトは、きっと素晴らしいサイトです。
欲しい情報を、最適なタイミングで、ユーザーが迷うことなく提供できればベストです。
客観的な視点が大切になります。
また、「必要のないリンクを貼らない」ことも重要となります。
評価を意識してたくさんリンクを貼りたくなる気持ちも分かりますが、できるだけ不要なリンクを貼らないように気を付けてください。
不安な方は一度リンクのチェック、断捨離してみることをオススメします。
頭の中にある「重要なページとそうでないページの認識」がGoogleと近くなり、意図した通りの評価を得る助けになります。
クリックしたらどんなページに遷移するか、一目で分かるようにしてください。
チェックするのは主に下記の点です。
設定する時は「ユーザー目線のワード」と「Googleにも丁寧に教えてあげる」の2点を意識してみてください。
例えば「SEMリング」という指輪ブランドサイトのロゴ(TOPへのリンク)に下記アンカーテキストが設定されていたとします。
A:SEMリング
B:マリッジリングブランド| SEM リング
C:結婚指輪ブランド|SEMリング
Aはサイト名のみです。
これでもわかりますが、ちょっと不親切ですよね。
「SEMリングが何のサイトか 」 ちゃんと伝えてあげたほうが親切です。
BとCは取り扱い商品の言い回しの違いです。
「結婚指輪」と「マリッジリング」、意味は同じですが「結婚指輪」の方が検索ボリュームはだいぶ上です。
ユーザーに馴染みのある言葉の方がわかりやすいですし、検索ボリュームが大きいワードは上位表示したときに得られるプラスも大きくなります。
※なのでこのケースではCがおすすめのアンカーテキストになります。
もちろん「SEO観点で言えば」の話なので、絶対にこのルールじゃなきゃダメというわけではないのですが参考までに。
次はもう少し具体的な話で「リンクの集め方」の紹介になります。
重要なページにリンクを集めるには、以下のポイントが重要になります。
・共通のナビゲーションを使用する
・パンくずリストを設定する
共通のナビゲーションとは、以下のように、全てのページに共通して存在するリンクの事です。
一般的に、ページ上のリンク(グローバルナビゲーション)や、下部のフッターリンク、サイドナビゲーションといったリンクが該当します。
全ページからリンクが集まりますので、重要なページを伝える手段になります。
下記画像のようなリンクを見たことはありませんか?
これが、「パンくずリスト」です。
基本的には一番左をトップページとして、ユーザーが通ってきた経路が表示されます。
上の画像では「SEO」というカテゴリーのなかの「MEOで集客強化!Googleマップ上位表示のための対策方法」というページ(記事)を現在見ていることになりますね。
パンくずリストの特徴として、上の階層(トップから少ないクリックで到達できるページ)へのリンクが集まりやすくなります。
ここからは内部リンクを上手に活用した実例をご紹介しますので、サイト運営の参考にしてください。
共通のナビゲーションでは「ファッション」や「インテリア・雑貨」という大カテゴリーがあり、そこから「レディースファッション」や「メンズファッション」といった小カテゴリーを選択できます。
小カテゴリーのページにも個々にナビゲーション (ローカルナビゲーション) があり、商品を探しやすくなっています。
主従関係が明確で、ユーザーも探したいものにスムーズに辿りつくことができますし、Googleも巡回・評価しやすそうなつくりですね。
「性別」「サイズ」「金額」「商品カテゴリー」といった商品探しに役立つリンクはナビゲーションにまとまっています。
人気アイテムやクーポン対象アイテムなど、ユーザーにとってお得だったり、買い物を楽しめるリンクをしっかり用意している点も良いですね。
商品詳細ページでは「関連アイテム」や「 このアイテムを見ている人は、こんなアイテムも見ています」といったリンクも用意されており、 うまくリンクを活用しています。
「見てほしいページ」や「探しているページ」に簡単にアクセスできるようにする。
そこを突き詰めることが内部リンク改善のポイントです。
「簡単にアクセスできる」というのは、ただリンクを繋げるだけでなく、多くの人が迷わないように調整してあげることも含まれます。
上記ができれば、おのずとGoogleからの評価もついてくるはずです。
まずはユーザーの視点に立って、内部リンクを精査・改善してみましょう。
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