平均 セッション時間=滞在時間?webマーケティング会社が分かりやすく解説します。

【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一

平均ページ滞在時間や平均セッション時間って、なんとなく分かっているようで定義を聞かれたら分からない。。。。。
そんな方も多いのではないでしょうか。

そんな悩めるサイト担当者や経営者の方の為に「平均セッション時間」と「平均ページ滞在時間」について、分かりやすく解説していきます。

「平均セッション時間」と「平均ページ滞在時間」の考え方が身につくことで、コンテンツやサイト全体の改善する基本的な考え方が身につきますので、しっかりと覚えていきましょう。

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「平均セッション時間」と「平均ページ滞在時間」とは?

Googleアナリティクスにおける滞在時間とはページやサイトにユーザーがどのくらいの時間滞在していたかを表します。

具体的には、

  • サイトの滞在時間を表す「平均セッション時間」
  • 1ページあたりどの程度滞在していたかを表す「平均ページ滞在時間」

の2つの種類があります。

※最後に訪問したページの滞在時間はGoogle Analyticsが測定できません。

「平均セッション時間」と「平均ページ滞在時間」のそれぞれについて確認していきましょう

平均セッション時間について詳しく解説

平均セッション時間の定義は全セッションの平均のサイト滞在時間、つまり一回セッションあたり平均どれくらいの時間サイトに滞在しているのか。ということです。

例えば1回の訪問で3ページに遷移場合は、「セッションは1、PVは3」となります。
しかし、セッション滞在時間を考える上では先ほど、述べたようにセッションにおける最後のページの滞在時間はカウントされない(=0秒)扱いになることです。

例えば、
下図を1セッションと考えた場合のPVとセッション継続時間は以下の通り。

  • PV・・・4
  • セッション継続時間・・・180秒(60+60+60)

では、なぜGoogleアナリティクスでは、セッションの最後のページの滞在時間を計測出来ないのでしょうか。
それは、Googleアナリティクスの時間計測の方法が原因です。

Googleアナリティクスの各ページの滞在時間は「ページの閲覧開始時刻と遷移した先のページの閲覧開始時刻の差」で計算しているため、滞在時間を表すことが出来なくなります。

そして、期間内の全てのセッションの平均を計算したものが「平均セッション継続時間」になります。

平均ページ滞在時間について詳しく解説

平均ページ滞在時間とは、ユーザーが特定のページまたは一連のページに滞在した平均時間を指します。
平均セッション時間と同様、最後に閲覧したページの時間が計測されないことが注意です。

再び最初の例を取り上げます。

A→dまで遷移した場合。Dの滞在時間を計測することができません。

平均ページ滞在時間においても、
一番重要なのは「最後のページの滞在時間が計測されない」という問題です。

これが顕著に現れるのが、「PVはあるのに、平均ページ滞在時間が0」という事例です。
これついても原因は同じで、1ページでユーザーが離脱した場合は次のページの閲覧開始時間を計測することが出来ないので、0にならざるを得ません。

ですので、アナリティクス上に平均のページ滞在時間が0と表示されても、ページが全く読まれずに離脱したというわけではありませんのでご安心下さい。

まとめ

ここまでセッションの継続時間を表す「平均セッション時間と、ページ単位で滞在した時間を計測する「平均ページ滞在時間、について解説してきました。
滞在時間を考える上で重要なのが、最後に閲覧したページの滞在時間が考慮されていないという点です。

Google Analyticsの滞在時間の測定方法をしっかり理解して、サイトのデータを正確に把握して、ユーザーに取って利便性の高いサイトに仕上げましょう。ユーザーに取って、見やすい便利なサイトになれば売上(CV)も比例して伸びることでしょう!

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