成果が出なきゃ意味がない!効果の出やすいランディングページ(LP)の作り方

【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎

リスティング広告と連動してページを作ってみたけど売上が上がらない!
そんな方のために、ランディングページ制作における押さえるべきポイントと改善方法を紹介します。

ランディングページ(LP)とは

ランディングページ(通称LP)はLanding Pageの略称で、サイトの最初に着地する「入り口ページ」を指します。

広義では単純に入り口ページを指しますが、多くのケースでは広告などで使われる「縦長のページ」を指します。
このケースでは、1ページで成約まで持っていくことが目的となります。

この場合、通常のページ構成だと伝える情報が不足する事が多く、成約まで持っていけません。
そのため、1ページに必要な情報をまるっと載せて、お問い合わせや資料請求ページに繋げたり、そのページ内で成約を完了出来るように工夫を行います。

結果として、縦に長くなってしまうわけですね。

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意外と出来ていない!?ランディングページ制作前の準備

LPで大切なのはユーザー状況の把握です。
どのような意図でたどり着いたか想定できないと、ユーザーの心をガッチリつかめません。
そのためユーザーの状況を知るために、最低限2つの事前準備が必要です。

ペルソナ設定

ユーザーをより詳細にイメージ出来るよう架空のユーザーを作ります。
年齢・性別 ・ 職業 ・ 家族構成 ・ 収入 ・ 趣味等を想像し、決めていきます。
これを設定する事で、よりリアルな状況を想定したコンテンツを設計できます。

カスタマージャーニーマップ

ユーザーの行動や思考を時系列で予測し、対策を考えます。
例えば商品を購入する際…

・商品を知らないけど漠然に欲しいと考えている(潜在層)
・商品自体を知っていて他と検討している(顕在層)

の2パターンのユーザーがいる場合、アプローチ方法は異なります。
それぞれの状況のユーザーが「何を考え」「どんな行動をとるか」並べて視覚化し、対応方法を考える必要があるわけです。

予測が出来ないと、その状況に合わせた最適なアプローチにキャッチや紹介内容を変えた訴求は難しくなります。

これはNG!やってはいけない注意点

前述の通り、LPは1ページで成約まで持っていく必要があります。
そのため、ユーザーの「求めている情報」を簡潔に提供しないと、効果を発揮できません。
以下の3点は必ずチェックするようにしましょう。

・ユーザーの目的を解消できる内容になっているか
・ユーザーに的確に情報を伝えられているか
・ユーザーにストレスを与えていないか

上記の原因になりうる要素を2つ紹介します。

商品・サービス情報の詰め込み

ただ商品やサービスの情報を入れるだけでは、効果は望めません。
商品の情報を多く入れて説明すればユーザーは理解してくれるだろうと思ってい方が多いですが、ユーザーは全くと言っていいほど長い文章は読みません。

LPメイン部分のキャッチに興味がなければ、すぐページから離脱してしまいます。

大量のコンテンツを詰め込む

色んな情報を掲載して、幅広い検索ワードに引っかけようとする手法です。
これもユーザーストレスの原因になりますので、やめましょう。

加えて、大量のコンテンツはページの読み込み速度が遅くなるデメリットもあります。
ユーザーを待たせることになり、離脱の原因になります。

成果のでるランディングページの作り方

それでは成果がでるLPは何が違うのでしょうか。
ここまでの話を一旦まとめると、良いLPに必要なことは下記になります。

・アクセスするあらゆるユーザーに有益な情報を提供
・スムーズな課題解決
・ストレスを感じさせない

これらの項目を実現するに当たり、以下で紹介する内容を意識しましょう。

ユーザーニーズにあわせたコンテンツ配置

前述の「ランディングページの制作前の準備」で、ペルソナとカスタマージャーニーマップと作成したと思います。
この情報を参考に、必要な情報に優先順位をつけていきます。

ニーズが高い情報から順に構成する事で、ユーザーの離脱を防ぐことができます。
つまり、ユーザーの状況に合わせて「読みたくなる」ページ作りが必要です。

効果が出やすいランディングページの構成

  • キャッチと印象に残る写真
  • サービスのメリット
  • お客様の声
  • よくあるご質問
  • フォーム

大枠ですが上記の構成になります。

キャッチとコピーで印象づけたら、メリットやレビューで購買意欲を高めます。
レビューは第三者視点の情報なので、共感を得やすい点も◯です。
注意として、説明が長くならないようにしましょう。
よくある質問はユーザーの課題を解決し、購入の障壁を除外してくれます。

こういったユーザー心理を利用して成果に結びつける事が大事です。
実際にはさらにターゲットユーザーの状況にあわせて、コンテンツ選定は複雑になります。
ユーザーの求める情報を把握し答えられる設計・デザインになっていれば、必ずといっていいほど成果がでます。

LP完成後の改善方法

LPは作って終わりではなく、テストと解析を繰り返しながら改善していきます。
解析には色々な便利なツールがあります。
代表的なツールを2つ紹介しますので、是非試してみてください。

・ヒートマップ
「見られている箇所」「クリックされているボタン」「どこまでスクロールしたか」といった情報を確認できます。

サーモグラフィのように多くみている箇所が赤くなったり、見られてない箇所は青くなったりと視覚的に検証が行えます。

・ABテスト
ボタンの色一つでも、成果が変わる可能性があります。
正解がわからないときはテストするのがおすすめです。

ABテストであれば、複数のテストを比較してどちらが良いかを判断することが出来ます。
ユーザー反応の確認と、施策の判断に効果的です。

まとめ

LPは費用を抑えつつ販売戦略を立てられるので重宝しますが、ただページを用意するだけでは無駄に費用を使ってしまう事になります。

色々なLPを見ましたが、一番押さえなければいけないのは、「商品を知り」「ユーザーを知る」、これを徹底的に突き詰める事です。
ここさえ押さえていれば高確率で成果に結びつくLPになるはずです。

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