Search Consoleがさらに使いやすく──週次・月次でSEO成果が見えるように

【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一

Google Search Consoleの検索パフォーマンスレポートに、週単位・月単位でデータを確認できる新しい表示オプションが追加されました。

これにより、日次データの細かな変動に振り回されることなく、中長期的なSEOの傾向や施策の成果を直感的に把握できるようになります。

週次・月次ビュー追加の概要

今回のアップデートでは、Search Consoleのパフォーマンスレポートにおいて、データの表示単位を柔軟に切り替えられるようになりました。

従来は日次表示が基本でしたが、新たに一定期間ごとの動きを俯瞰できるビューが加わったことで、データの見え方そのものが大きく変わります。

選択可能になった4つの表示ビュー

アップデート後、Search Consoleでは以下の4つのビューを選択できます。

  • 1時間ごと(Hourly)
    ※24時間ビューのレポートのみ選択可能
  • 1日ごと(Daily)
  • 1週間ごと(Weekly)
  • 1月ごと(Monthly)

単に「期間を変えられる」だけでなく、集計単位そのものが変わる点が今回のポイントです。

データの見え方はどう変わるのか

表示単位が増えたことで、これまで見えにくかった傾向や変化が浮かび上がりやすくなります。

たとえば、日次データでは、

  • 一時的な順位変動
  • アルゴリズム更新による短期的なブレ

といったノイズが目立ちがちでした。

週次・月次ビューを使うことで、こうした短期的な揺れに左右されにくくなり、本質的なトレンドを捉えやすくなります。

SEO運用者にとっての具体的なメリット

今回の機能追加による主なメリットは、以下の3点です。

中長期的な傾向を把握しやすい

週次・月次での集計により、一過性の変動ではなく、継続的な伸びや下落を確認できます。

施策の効果測定がしやすい

記事公開や内部改善といった施策が、どの程度パフォーマンスに影響したのかを、期間単位で簡単に比較できます。

レポート作成の効率化

これまで他の分析ツールを併用していた作業も、Search Console内で完結できるようになり、分析・報告にかかる工数削減につながります。

すべての主要レポートに反映済み

この週次・月次ビューは、

  • Google検索
  • Discover
  • Googleニュース

すべてのパフォーマンスレポートに反映されています。

レポート画面上部の「日(デフォルト)」と表示されたプルダウンから、表示単位を簡単に切り替えることが可能です。

目的に応じた使い分けが重要

表示単位が増えたことで、「何を確認したいか」に応じてビューを使い分けることが重要になります。

  • 急な順位変動や流入増減を確認したい → 1日ごと
  • 記事公開や小規模施策の影響を見たい → 1週間ごと
  • SEO全体の成果を振り返りたい → 1月ごと

このように期間を切り替えることで、注視すべき変化と無視してよいノイズを整理できます。

データを見る視点がSEO成果を左右する

SEOにおいて重要なのは、単に数値を見ることではなく、正しい粒度で変化を捉えることです。

今回のアップデートは、Search Consoleを「確認ツール」から意思決定を支える分析ツールへと進化させるものと言えるでしょう。

まとめ

週次・月次表示の追加により、Google Search Consoleは、より実務に即した分析ができるツールになりました。

日次の細かな動きに一喜一憂するのではなく、中長期のトレンドを冷静に判断するための視点を持つことが、これからのSEO運用ではますます重要になります。

Search Consoleを日常的に使っている方は、ぜひ表示単位を切り替えながら、データの見え方の違いを体感してみてください。