「QDD」とは?検索結果の多様性を意識したGoogleアルゴリズム 「QDD」とは?検索結果の多様性を意識したGoogleアルゴリズム

QDDとは、検索エンジンのアルゴリズムの一部とされる概念で、特定の検索クエリに対して多様な結果を表示するためのものです。QDDを理解して対策することがSEOにもつながり、上位表示されやすくなる可能性があります。

本記事では、QDDの概要や、QDDアルゴリズムの対策方法などを詳しく解説します。自社コンテンツが伸び悩んでおり、解決策などを探している担当者の方は、ぜひ今回の内容を参考にしてください。

QDDとは「多様性のある検索結果」

QDD(Query Deserves Diversity)は、SEO業界で一般的に使用される概念です。「多様性のある検索結果」とも呼ばれており、検索エンジンが検索クエリに対して多様な解釈を行い、その結果を返す傾向にあるとする理論を指します。

QDDはGoogleのアルゴリズムとして紹介されることもありますが、Google自体はそのような存在を明言していません。詳しくは、後の項目で解説します。

ユーザーの幅広い検索意図に対応するアルゴリズム

QDDの主な目的は、一つのクエリに対して複数の解釈が可能な場合、それぞれの解釈に対応するさまざまなサイトをバランスよく検索結果に表示させることです。これにより、ユーザーが求めている情報に近い結果を見つけやすくするとともに、検索エンジンがユーザーの意図を正確に理解する助けとなります。

例えば「apple」というクエリは、以下のような解釈が可能です。

  • 「リンゴ」という果物に関する情報
  • Apple Inc.(アップル社)に関する企業情報、製品情報など
  • 「Apple」という名前を持つ他の企業や製品
  • 音楽や映画などの文化的コンテンツで「Apple」をテーマ性にしたもの

こうしたさまざまな解釈をバランス良く検索結果に反映させるのが、QDDです。総合的に見ると、QDDは検索エンジンがユーザーの検索意図に対応し、より質の高い検索結果を提供するための重要な考え方だといえるでしょう。

限定的なクエリでも適用されている可能性がある

限定的なクエリでも、QDDの考え方に基づいて、さまざまな検索結果が表示される可能性があります。例えば「エコバッグ」という単語は多様な解釈はなく、買い物などに利用するバッグとして想定されるのが一般的です。

しかしQDDの考え方に基づくと、「エコバッグ」というクエリに対し「おしゃれなエコバッグのおすすめブランド」「エコバッグの環境への影響」といったあらゆる視点での検索結果が考えられます。

QDDはGoogleのアルゴリズムではない?

QDDは、ユーザーが検索したキーワードに対して多様性のある検索結果を表示しようとする考え方です。しかし、Google自体はQDDの存在を公式には認めていません。つまり、どのクエリが対象になるのかは、ユーザー自身が判断するしかありません。

一方で、QDDはGoogleの検索エンジンにおける主要なアルゴリズムの一部で、ユーザーが必要とするWebページを効果的に表示させる役割を果たしているとされています。つまり、公式として認められてはいないが、一般的な概念として浸透しているといえるでしょう。

そのため、上位表示されたWebサイトとは違った切り口でコンテンツや記事を制作することが、検索結果の上位表示への近道になると考えられています。

QDDアルゴリズムの対策方法

QDDアルゴリズムの対策方法としてよく挙げられるのは、独自の要素を含んだコンテンツの作成です。ユーザーファーストも考慮し、必要に応じてリライトを検討すれば、コンテンツのブラッシュアップが可能になります。

リライトには、ユーザーの検索意図を考えるなど、さまざまなノウハウが必要です。ここでは、QDDアルゴリズムの対策方法について解説します。

独自の要素を含んだコンテンツを作成する

QDDアルゴリズムの対策として有効なのは、独自の要素を含んだオリジナルコンテンツの作成です。オリジナルコンテンツは、他のWebサイトにはないノウハウや、価値観などを盛り込んだ内容のことを指します。

Googleは独自性のある内容を高く評価し、検索結果の上位に表示する傾向があります。これは、ユーザーが多様性のある情報を求めており、同じような情報ばかりの検索結果は価値が低いと考えているからです。

例えば上位表示されている記事の情報を一部含みつつ、それらとは違った切り口で記事を書いていくと、オリジナリティの高いコンテンツとなります。「読者にとって価値のある内容」かつオリジナリティの高い内容になっていると、サイトの信頼性が高まり、検索結果の上位表示につながる可能性があります。

ユーザーファーストなコンテンツを作成する

QDDアルゴリズムの対策方法としては、ユーザーファーストなコンテンツを作成するのも重要です。ユーザーファーストとは、「ユーザーを第一に考える」「ユーザーが使いやすい(見やすい)ように作る」ことです。

検索キーワードには、多様な解釈が存在します。例えば「コーヒー」というキーワードで検索する人の中でも、近くのカフェを探している人やコーヒー豆を購入したい人、コーヒーの歴史について知りたい人などそれぞれ検索意図は異なります。

QDDやSEOの対策を実施する際には、ユーザーがどのような目的で検索をしているのかを深く理解するのが大切です。「コーヒー」であれば、上記のユーザーを想定しつつ、それぞれに応じたコンテンツを提供します。ユーザーのニーズに応じたコンテンツを提供すれば、QDD対策、SEO対策につながり、結果的に上位表示されるチャンスが増えることになります。

リライトもユーザーの意図を考えておこなう

ユーザーの意図を考えてリライトをするのも重要です。QDD対策やSEO対策では、単に上位の記事を真似するだけでは不十分です。ユーザーの真のニーズを理解し、求める内容に応じたオリジナルのコンテンツを提供する必要があります。

QDD対策においては、検索サジェストや関連キーワードからユーザーニーズの変化を察知し、定期的にコンテンツをリライトするのが効果的です。具体的には対象キーワードのサジェスト、関連キーワードの定点チェックなどを行い、新しいニーズに対応したコンテンツを追加します。

定点チェックを徹底すれば、特定のキーワードに対するユーザーの関心の流れが見えてくるようになります。例えばゲームのタイトルやスマートフォンの発売などで「最新情報」がサジェストされるようになった場合、多くのユーザーが最新情報に関するコンテンツを求めていることが分かります。

ユーザーの検索意図を考える方法

ユーザーの検索意図を考える方法としては、以下のようなものがあります。

  • サジェスト
  • 共起語
  • 「他の人はこちらも検索」欄の分析
  • 上位サイト
  • リスティング検索結果
  • バーティカル検索
  • ユニバーサル検索

バーティカル検索はカテゴリを指定して検索意図を判断すること、ユニバーサル検索は画像や動画、地図などの情報から検索意図を読み取ることです。

検索意図の把握は、ユーザーにとって価値のある情報提供と、サイトの上位表示に直結する重要なステップです。これらの手法を活用すれば、ユーザーの検索意図を深く理解し、それに応じたコンテンツ制作やQDD対策・SEO対策が可能になります。

QDDアルゴリズム対策をして上位表示を目指そう

QDDアルゴリズムとは、ユーザーの検索意図の多様性を重視し、さまざまな切り口のWebサイトを検索結果に含めることです。ユーザーの検索意図を考えたQDD対策を行うと、SEO対策にもつながります。必要に応じてユーザーの意図を深堀りし、コンテンツに取り入れて上位表示を目指しましょう。

最適なSEO対策を実現するためには、プロによるサポートが必要となることがあるかもしれません。SEO対策で困っている方、課題を解決したい方は、ぜひジオコードへご相談ください。