Webセキュリティとは?基礎知識やWebサイトを守るための対策法について紹介
2024年8月7日
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更新日:2026年 05月 14日
【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
坂従 一也
SEOの順位が急に落ちた。
検索結果に見覚えのないページが出てくる。
自社サイトなのに、不自然なタイトルや無関係な説明文が表示される。
こうした異変が起きたとき、コンテンツやSEO施策の問題だと考えてしまうことがあります。
しかし実際には、SEOハッキングが原因になっていることもあります。
SEOハッキングは、検索順位が少し変動する程度の話ではありません。
第三者がサイトへ不正に入り込み、ページを書き換えたり、勝手にURLを増やしたり、検索結果だけを不自然な状態へ変えたりすることで、検索評価だけでなく、ユーザーからの信頼やブランドイメージにも影響が広がりやすくなります。
さらに厄介なのは、見た目だけでは気づきにくいことです。
管理者が通常の閲覧では気づかず、検索エンジンや特定条件の訪問者にのみ不正な内容が表示されるケースもあります。
そのため、発見が遅れるほど被害が大きくなりやすくなります。
この記事では、SEOハッキングの意味、起こりやすい症状、主な原因、今すぐ行うべき確認と対策までを一つの流れで整理して解説します。
SEO不調とセキュリティ事故を切り分けたい人が、基本を押さえられる内容にまとめています。

目次
SEOハッキングとは、第三者がWebサイトへ不正侵入し、検索結果・流入・ユーザー挙動などを悪用する行為を指します。
Googleは、Search Consoleの「セキュリティの問題」レポートで、ハッキングや有害な挙動が検出された場合に通知されることがあると案内しています。
また、問題が検出された場合、検索結果やアクセス時に警告が表示されることがあると説明しています。
攻撃者が狙っているのは、すでに評価を持っているサイトの力です。
新しいサイトを一から育てるより、運営実績のあるサイトへ入り込み、そのドメイン評価を使ったほうが検索流入を集めやすいからです。
そのため、被害を受けたサイトは、自社と関係のないページやリンクの踏み台として使われることがあります。
つまりSEOハッキングは、SEO施策の失敗というより、検索を悪用した不正アクセスの一種として考えたほうが理解しやすくなります。
SEOハッキングという言葉を聞くと、順位を下げられる攻撃のように感じるかもしれません。
ただ、実際にはそれだけではありません。
検索結果へ不正ページを表示させる。
既存ページのタイトルや説明文を勝手に変える。
訪問者を別サイトへ飛ばす。
こうした改ざんや不正ページ生成まで含まれることがあります。
Googleの案内でも、ハッキング被害の一例として、検索結果へ不自然なページが表示されることや、サイト訪問時に不正なリダイレクトや有害な挙動が起きることが挙げられています。
見た目では通常どおりに見えていても、検索エンジンや特定条件の訪問者にだけ違う内容を見せるケースもあるため、サイトを開いて違和感がないから安全とは言い切れません。
SEOハッキングの厄介なところは、被害がすぐに目立つとは限らないことです。
Search Consoleの「セキュリティの問題」や検索結果上の異常から気づくケースがある一方で、運営者が通常の画面確認だけをしていると、発見が遅れることがあります。
Googleのサポートコミュニティでも、日本語スパムURLが大量に表示される事例や、日本語キーワードハックの被害が報告されており、表面上は正常でも検索結果側から異常が見つかるケースが共有されています。
この状態が続くと、気づいた時点で大量の不正ページがインデックスされていたり、検索評価やブランドイメージに悪影響が出ていたりします。
そのため、見た目の正常さだけで判断せず、検索結果、インデックス状況、セキュリティ警告まで含めて確認する姿勢が重要です。
SEOハッキングを放置すると、検索順位が落ちるだけでなく、サイト全体の信頼が下がりやすくなります。
Googleは、ハッキングされたサイトに対して検索結果で警告表示を行うことがあり、問題のある挙動がある場合はユーザーにも警告画面が表示されることがあると案内しています。
不正ページが増えれば、検索エンジンからの評価は不安定になりやすくなります。
ユーザーが不審なタイトルや転送に触れれば、クリック前後の段階で不信感を持ちやすくなります。
その結果、集客だけでなく、ブランドイメージや問い合わせ対応の負担にも影響が広がりやすくなります。
SEOハッキングは、順位の問題として様子を見るのではなく、セキュリティ事故として早めに対応することが重要です。

SEOハッキングで起こりやすい症状の一つが、検索結果に見覚えのないページや不自然なタイトルが表示されることです。
Googleのサポートコミュニティでは、日本語スパムURLや日本語キーワードハックによって、運営者が作っていないページが検索結果へ出るケースが共有されています。
自社サイトなのに、自社と関係のない商品名や意味のわかりにくい文言が検索結果へ出ているなら、通常のSEO施策ではなく、不正改ざんを疑うべきです。
検索結果はユーザーが最初にサイトを判断する接点なので、この症状はクリック率低下だけでなく、信頼低下にもつながりやすくなります。
SEOハッキングでは、検索順位や自然検索流入が急に大きく変動することがあります。
もちろん順位変動そのものは日常的に起こりますが、検索キーワードが本来の事業と無関係なものへ変わったり、触っていないURLへ流入が発生したりする場合は、不正ページ生成や改ざんの可能性があります。
Googleのハッキング対策案内でも、Search Consoleで影響を受けたURLや問題を確認するよう案内されています。
順位低下だけを見てコンテンツ改善へ走ると、根本原因を見逃しやすくなります。
そのため、変動の背景にサイト改ざんがないかも合わせて確認することが重要です。
SEOハッキングの被害では、検索エンジンへ登録されるページ数が急に増えることがあります。
Googleのサポートコミュニティでも、日本語スパムURLが大量に検索結果へ出るケースが報告されています。
自社で公開した覚えのないURLや、不自然なディレクトリ、意味のない英数字URLが増えている場合は、かなり危険です。
この症状は、運営側の画面だけでは見落としやすいため、Search Consoleやsite:検索でインデックス状況を確認することが有効です。
SEOハッキングでは、訪問者を別サイトへ転送する仕組みが埋め込まれることがあります。
Googleは、サイト訪問者へ危害を及ぼすおそれのある挙動をセキュリティ問題として扱っており、検索結果やアクセス時に警告が表示される場合があるとしています。
このタイプの攻撃は、管理者が自分のブラウザで見たときには正常でも、検索経由の訪問者や特定端末だけが別ページへ誘導されることがあります。
そのため、自分の環境で問題がないから安全だと判断するのは危険です。
ユーザー体験だけでなく、サイトへの信用も大きく落ちやすくなります。
SEOハッキングの影響は、一部の不正ページだけにとどまらないことがあります。
Googleは、問題がある場合に検索結果で警告ラベルを表示したり、サイトへアクセスしたユーザーへ警告を出したりすることがあります。
この対応は、サイト全体の信頼性に影響しやすくなります。
検索エンジン側が慎重に扱うようになると、本来は問題のないページまで順位や流入へ影響が及ぶことがあります。
その結果、集客、ブランド、社内対応コストまで波及しやすくなります。


通常のSEO順位変動では、検索順位が上下することはあっても、サイト内に見覚えのないURLが大量に増えたり、検索結果のタイトルが自社と無関係な内容へ変わったりすることはほとんどありません。
一方で、SEOハッキングの場合は、順位や流入の変化だけでなく、検索結果そのものに不自然な異常が出やすくなります。たとえば、自社で作成していないページがインデックスされていたり、ブランド名で検索したときにスパムのようなタイトルが表示されたりする場合は、単なるSEO不調ではなく改ざんを疑う必要があります。
また、通常の順位変動であれば、コンテンツ品質、競合状況、検索アルゴリズムの変化などが主な原因になります。しかし、SEOハッキングでは、不正アクセスによってサイト内部が書き換えられている可能性があるため、コンテンツ改善だけでは解決できません。
そのため、順位が落ちたときは「SEO施策が悪かった」と決めつけるのではなく、検索結果に見覚えのないURLが出ていないか、Search Consoleにセキュリティ警告が出ていないか、自然検索流入に無関係なキーワードが混ざっていないかまで確認することが重要です。

SEOハッキングが疑われる場合は、まず検索結果とSearch Consoleの両方を確認することが大切です。サイトの見た目だけを確認しても、不正な内容が検索エンジンや特定ユーザーにだけ表示されているケースがあるため、それだけでは判断できません。
最初に行いたいのが、Googleで「site:自社ドメイン」と検索する方法です。これにより、Googleに登録されているページを一覧で確認できます。自社で作成した覚えのないURLや、不自然な英数字のURL、無関係な商品名を含むページが表示される場合は、不正ページが生成されている可能性があります。
さらに、「site:自社ドメイン casino」「site:自社ドメイン viagra」など、自社サイトと関係のないスパム系キーワードを組み合わせて検索すると、不正ページを見つけやすくなります。もちろん、実際に検索するキーワードは業種や状況に応じて変えて問題ありません。
次に、Search Consoleの「セキュリティの問題」を確認します。ここにハッキングや有害な挙動に関する警告が出ている場合は、早急な対応が必要です。あわせて、インデックス登録状況や検索パフォーマンスも確認し、急に増えたURLや、本来の事業と関係のない検索キーワードがないかを見ておくとよいです。
また、自分のブラウザだけで確認するのは危険です。SEOハッキングでは、管理者には正常なページを表示し、検索経由の訪問者やスマホユーザーだけを別サイトへ転送するケースがあります。そのため、シークレットモード、別ブラウザ、スマホなど複数の環境で表示を確認したほうが安全です。
必要に応じて、ページソースやサーバー上のファイルも確認します。不自然なscriptタグ、iframe、見覚えのないPHPファイル、.htaccessの不審な記述などがある場合は、改ざんされている可能性があります。見た目では正常でも、裏側に悪意あるコードが埋め込まれていることがあるため、表面だけで判断しないことが重要です。

SEOハッキングの原因としてまず多いのが、管理画面の認証情報が弱いことです。
Googleは、Search Consoleの所有権確認トークンも、侵入経路を解消しない限り再度設定される可能性があるため、サイト全体の安全性を確保するよう案内しています。
この考え方は、CMS管理画面やサーバー管理画面の認証にもそのまま当てはまります。
推測しやすいIDを使う。
短いパスワードを使い続ける。
他サービスと同じログイン情報を流用する。
このような状態は、不正ログインの入口になりやすくなります。
CMSやプラグインの更新不足も、大きな原因になりやすくなります。
表面的に不正ページだけを削除しても、侵入経路が残っていれば再発しやすくなります。
古いバージョンを放置すると、既知の脆弱性を突かれやすくなります。
とくにWordPressのように広く使われるCMSでは、更新不足が自動的な攻撃の対象になりやすくなります。
システム更新を後回しにしないことが、基本的な防御になります。
使っていないプラグインやテーマを残している状態も、攻撃の入口になりやすくなります。
不要な機能でもサーバー上に存在する限り、脆弱性を突かれる可能性があります。
Googleの案内どおり、再発防止には原因そのものを潰す必要があるため、使っていないものを減らすことも重要です。
便利そうだから残しておくという運用は、安全性の面では逆効果になりやすくなります。
いま使っていないものは、削除まで含めて整理したほうが安全です。
SEOハッキングの原因は、CMSやログイン情報だけではありません。
サーバーやファイルの権限設定が適切でない場合も、侵入や改ざんのきっかけになります。
必要以上の書き込み権限がある。
重要ファイルが見えやすい場所に置かれている。
不要なアクセスを許している。
こうした状態は、技術的な弱点になりやすくなります。
Googleも、原因修正をしないままでは再発すると案内しており、表面上の修正だけでは不十分です。
問い合わせフォーム、画像アップロード機能、ファイル送信機能など、外部からデータを受け取る仕組みがある場合、そこが悪用されることがあります。
便利な機能でも、制御が甘いと攻撃の入口になります。
不正なスクリプトを含むファイルがアップロードされる。
想定外の拡張子が配置される。
入力欄から不正なコードが送り込まれる。
こうした流れから、改ざんや不正ページ生成へつながることがあります。
公開機能は利便性だけでなく、入口になり得るという視点で管理する必要があります。
複数人でサイト運用している場合、アカウント管理や権限設定の曖昧さも原因になります。
退職者のアカウントが残る。
不要なのに管理者権限を持つ人が多い。
誰がどこまで触れるのか把握できていない。
このような状態では、一つのアカウント侵害が大きな被害につながりやすくなります。
SEOハッキングの原因は、技術的な弱点だけでなく、日常運用のゆるさにも潜みやすい点が重要です。
技術対策と運用見直しの両方が必要になります。


WordPressは世界的に利用者が多く、攻撃者から狙われやすいCMSです。利用者が多いということは、それだけ攻撃対象も多く、脆弱性が見つかったときに自動攻撃の対象になりやすいということです。
特に被害につながりやすいのが、古いプラグインや更新停止されたテーマの放置です。WordPress本体を更新していても、プラグインやテーマに脆弱性が残っていれば、そこから侵入される可能性があります。使っていないプラグインであっても、サーバー上に残っている限り攻撃対象になるため、停止するだけでなく削除まで行うことが大切です。
また、違法配布されたテーマやプラグイン、いわゆるnulledテーマを使っている場合は特に危険です。こうしたファイルには、最初から不正コードやバックドアが仕込まれていることがあり、導入した時点でサイトを乗っ取られるリスクがあります。
さらに、wp-adminへのログイン制限が弱かったり、単純なIDとパスワードを使っていたりすると、総当たり攻撃や流出情報を使った不正ログインの対象になりやすくなります。XML-RPCなど、外部からアクセスできる機能が悪用されるケースもあるため、不要な機能を放置しないことも重要です。
WordPressサイトだから必ず危険というわけではありません。しかし、利用者が多く攻撃パターンも出回りやすいため、更新、権限管理、不要プラグイン削除、ログイン保護を怠ると、SEOハッキングの被害を受ける可能性は高くなります。
小規模サイトでも油断は禁物です。攻撃者はサイトの知名度を見て手作業で選んでいるのではなく、自動ツールで脆弱なサイトを探していることが多いため、「うちは有名ではないから狙われない」と考えるのは危険です。WordPressを使っている場合は、日常的な保守管理まで含めてSEO対策の一部として考える必要があります。

SEOハッキングが疑われるときは、最初に被害の有無を落ち着いて確認することが大切です。
Googleは、Search Consoleの「セキュリティの問題」レポートで、ハッキングや有害な挙動を確認できると案内しています。
また、検索結果やアクセス時に警告が出る場合があるとも説明しています。
あわせて、site:検索で自社ドメインのインデックス状況を確認し、見覚えのないURLや不自然なタイトルが出ていないかを見ることも重要です。
Search Consoleと検索結果の両方を見ることで、表面と検索側のズレを見つけやすくなります。
Googleは、影響を受けたURLの例を確認し、原因となるセキュリティ問題を修正しないと、繰り返しハッキングされるおそれがあると案内しています。
そのため、見覚えのないページ、勝手に増えたディレクトリ、不審なPHPファイル、テンプレート内の不自然なコードなどを確認し、改ざん箇所を洗い出すことが重要です。
不正ページを削除するだけではなく、侵入経路を先に潰す視点が欠かせません。
不正アクセスの疑いがあるなら、管理画面やサーバーの認証情報はできるだけ早く変更したほうが安全です。
Googleも、表面的な変更だけでは再度問題が起こり得るため、サイト全体の安全性確保を前提に修復を進めるよう案内しています。
CMS管理画面、FTP、サーバー管理画面、データベース接続情報など、関連する入口をまとめて見直し、再侵入されにくい状態へ戻すことが重要です。
Googleは、Search Consoleで問題を確認し、原因を修正したあと、再審査をリクエストできると案内しています。
そのため、復旧はやみくもにファイルを消すのではなく、Search Consoleに出ている情報を起点に、どのURLにどの問題が出ているかを整理しながら進めたほうが抜け漏れを減らしやすくなります。
検索結果側の異常を確認しながら直していくことが大切です。
再発を防ぐには、改ざん箇所の削除だけで終わらせず、脆弱性も見直す必要があります。
Googleは、原因を修正しない限りサイトは繰り返しハッキングされるおそれがあると明記しています。
そのため、CMS本体の更新、プラグインの更新、使っていないテーマや拡張機能の削除は基本対応です。
古い弱点を残したままだと、検索結果を直しても再発しやすくなります。
被害範囲が広い場合や、改ざん箇所や侵入経路を自力で特定できない場合は、無理に社内だけで抱え込まないことが重要です。
Googleも、必要に応じてセキュリティの専門家へ修復を依頼するよう案内しています。
サーバー会社へログ確認を依頼する。
保守会社や制作会社へ調査を相談する。
セキュリティ対応に強い会社へ復旧を依頼する。
このような対応を取ることで、原因特定と再発防止を進めやすくなります。
不正ページを削除し、検索結果が落ち着いたとしても、それで終わりではありません。
Googleは、原因修正が不十分だと繰り返しハッキングされるおそれがあると案内しています。
そのため、復旧後は、定期的なアップデート、アカウント権限の棚卸し、不要機能の削除、Search Consoleやインデックス状況の確認を習慣化することが大切です。
一度直したら終わりではなく、起きにくい運用へ変えるところまで含めて対策です。

サイトのセキュリティ対策は、一度設定して終わるものではありません。更新漏れや設定ミス、監視不足といった小さな隙が積み重なることで、不正アクセスや改ざんといった被害につながる可能性があります。
日々の運用の中で対策を継続できているか、現状の設定に見落としがないかを定期的に見直すことが重要です。しかし、専門知識が必要な領域も多く、社内だけで適切に管理し続けるのは簡単ではありません。
株式会社ジオコードのセキュリティプランでは、サイトの現状をもとにリスクを洗い出し、必要な対策の提案から実施、さらに継続的な監視までを一貫してサポートしています。
単なる診断にとどまらず、実際の運用に合わせた改善を行うことで、対策が形だけで終わらない実効性のあるセキュリティ体制を構築することが可能です。
現在の対策に不安がある場合や、何から見直すべきか判断できない場合は、一度専門家によるチェックを受けることで、見えていなかったリスクに気づける可能性があります。
サイトの安全性は、事前の対策で大きく変わります。問題が発生してから対応するのではなく、被害を防ぐための準備として、今の状態を見直してみてはいかがでしょうか。

SEOハッキングとは、第三者がWebサイトへ不正に侵入し、検索流入や検索評価を悪用する行為を指します。
見覚えのないページが検索結果へ出る。
不自然なタイトルや説明文が表示される。
自然検索流入が急変する。
訪問者が別サイトへ転送される。
こうした異変があるなら、通常のSEO不調ではなく、改ざんや不正アクセスを疑う必要があります。
Googleも、Search Consoleの「セキュリティの問題」レポートや検索結果上の警告によって、ハッキングや有害な挙動を確認できると案内しています。
原因としては、弱いIDやパスワード、CMSやプラグインの更新不足、不要なテーマや拡張機能の放置、権限設定の不備、複数人運用での管理の甘さなどが考えられます。
Googleも、原因となるセキュリティ問題を修正しない限り、サイトは繰り返しハッキングされるおそれがあると説明しています。
つまり、目立つ不正ページを消すだけでは不十分で、侵入経路そのものを塞ぐ必要があります。
対応では、まずSearch Consoleと検索結果で被害状況を確認し、不審なURLや改ざん箇所を洗い出し、管理画面やサーバーの認証情報を見直すことが重要です。
そのうえで、CMSやプラグインの更新、不要機能の削除、必要に応じた専門家への相談まで進めることで、再発を防ぎやすくなります。
セキュリティ問題が解消された場合、Search Consoleから再審査をリクエストできるとGoogleは案内しています。
ここで大切なのは、SEOハッキングを順位の問題だけで終わらせないことです。
実際には、検索評価だけでなく、ユーザー信頼、ブランドイメージ、問い合わせ対応、社内工数にまで影響が広がりやすいからです。
SEOハッキングで本当に目指したいのは、一時的に検索結果を戻すことではありません。
原因を特定し、再侵入されにくい状態へ整え、検索でもサイト運営でも安心して使われる状態を取り戻すことです。
