もはや前提?MFI(モバイルファーストインデックス)の対応方法と注意点
2019年8月23日
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更新日:2026年 01月 14日
検索から購入までが“会話で完結”──GoogleがAIモードとGeminiに搭載した次世代ショッピング体験とは
【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一
検索して、比較して、在庫を調べて、購入する。
これまで複数のサイトやアプリを行き来していた購買行動が、GoogleのAIだけで完結する時代が現実味を帯びてきました。
2025年11月13日、Googleは「AIモード」と生成AI「Gemini」に、購買を支援する3つの新しいショッピング機能を追加したと発表しました。
これにより、商品探しから比較・在庫確認・購入までの一連の流れが、Google内でスムーズにつながる設計へと進化しています。
本記事では、今回発表された3つの機能と、それがユーザー・事業者双方にもたらす変化を整理します。
目次
今回のアップデートの本質は、「検索」が意思決定の補助ツールから購買行動そのものを支える存在へ変わった点にあります。
Googleは、500億件以上の製品情報を蓄積した「ショッピンググラフ」をAIモードとGeminiに連携。
ユーザーはキーワードを並べる必要すらなく、「どんな人が」「どんな目的で」使いたいかを伝えるだけで、AIが最適な選択肢を提示してくれるようになります。
1つ目は会話型ショッピング(Conversational Shopping)です。
たとえば「敏感肌でも使いやすい保湿剤が欲しい」と話しかけるだけで、AIが条件を理解し、複数の商品候補を提示。
さらに、成分・レビュー・使用感などをもとに比較表を自動生成し、違いをひと目で把握できるようになっています。
「結局どれが自分に合うのか分からない」という、購買前の迷いを大きく減らす仕組みです。
2つ目はAIによる店頭在庫確認(AI-Powered Local Calling)。
検索結果に表示される「Googleに電話をかける(Let Google call)」ボタンを押すと、
AIがユーザーの代わりに店舗へ電話し、在庫状況や価格を確認してくれます。
複数店舗に問い合わせる手間がなくなり、リアル店舗とオンライン検索の断絶が一気に縮まるのが特徴です。

3つ目はエージェント型決済(Agentic Checkout)です。
あらかじめ設定した予算まで価格が下がると通知が届き、
Google Payでの決済を許可していれば、「私の代わりに購入(Buy for me)」ボタンからAIが自動で購入まで行います。
従来の価格トラッキングを一歩進めた、「買い時の判断」と「購入行動」をAIに委ねる仕組みと言えるでしょう。

現時点では米国のみの提供ですが、日本でも同様の流れが来る可能性は高いと考えられます。
事業者側に求められるのは、
といったAIに“理解されやすい商品情報”の整備です。
今回のアップデートにより、Google検索は単なる情報取得の場ではなく、
購買判断を一緒に行うパートナーへと進化し始めています。
ユーザーにとっては迷わず買える体験が、
事業者にとっては“AIに選ばれる商品設計”が、
これからの競争力を左右する時代が近づいています。
検索体験の変化は、すでに始まっています。