X広告とは X広告(旧Twitter広告)とは?強みや選べるクリエイティブ、キャンペーンについて解説

【監修】株式会社ジオコード Web広告事業 責任者
新井 政樹

X広告は旧Twitter広告(Twitter広告)で、X(旧Twitter)のタイムラインや検索結果に広告を配信できるものです。近年SNS広告の利用を進める企業が増えていますが、その中でもX広告は特に拡散性が高いことで知られており、多くの企業に利用されています。

本記事ではX広告の概要や利用するメリット、広告プランやクリエイティブの種類、出稿方法や成果を出すためのポイントを解説します。X広告を出稿する上で押さえておきたいポイントをまとめましたので、X広告を検討している企業の担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

X広告(旧Twitter広告)とは?

X広告(旧Twitter広告)とは、X(旧Twitter)に配信できる広告のことです。


X社が公開している資料によると、日本における広告配信可能な1日当たりのアクティブユーザー数(mDAU)、広告配信可能な1カ月当たりのアクティブユーザー数(mMAU)、ユーザーの平均年齢は以下のようになっています。

mDAU4,000万人※2023年1月1日〜2023年12月31日の平均値
mMAU6,700万人※2023年1月1日〜2023年12月31日の平均値
平均年齢37歳※2022年5月時点

X広告はXのタイムラインや検索結果画面、ユーザーのプロフィールページ、投稿への返信画面に広告の表示ができます。幅広い世代に多くのユーザーを持つXですが、X広告はターゲティングが詳細に設定できるため、狙ったターゲット層への正確な広告配信が可能です。

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

X広告(旧Twitter広告)のメリット

X広告(旧Twitter広告)を利用する3つのメリットをご紹介します。

購入につながりやすい

X広告のメリットは、購入につながりやすいことです。

Xではさまざまなトピックの投稿が飛び交っていますが、中でもショッピングに関しては膨大な投稿があり、多くのインプレッションを獲得しています。X社の資料によると、2021年に日本で投稿されたショッピング関連の投稿の総インプレッション数は、480億回にも上りました(※)。

またXでの会話から商品を購買したと回答したユーザーの割合は76%で、多くのユーザーがXで得た情報を元に商品を購入しています(※)。購入フェーズにおけるインプレッション構成割合では「購入」が50%を占めていることも分かりました(※)。

効果的な広告を配信すれば、商品やサービスの売上アップにつなげやすいでしょう。

※ 参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

企業による投稿が受け入れられやすい

企業による投稿が受け入れられやすいことも、X広告のメリットです。

X社によると、Xのユーザーのうち87%がXで情報検索をしており、そのうち75%が「Xは新しいことが発見できる場所だと思う」と回答しています(※)。またXで企業などの公式アカウントからの投稿を見ているユーザーは、他のSNSの一つと比較して37%も多いことが分かっています(※)。

新しいものへの抵抗が少ないユーザーが多い上に、企業の公式アカウントを好意的に見ているユーザーも多いです。加えて広告の見た目が一般の投稿と変わらないため、配信した広告に対してネガティブな印象を持たれにくいでしょう。

※ 参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

若い世代にアプローチしやすい

若い世代にアプローチしやすいことも、X広告のメリットの一つです。

総務省情報通信政策研究所が公表した「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、Xの年代別の利用率は以下のようになっています。

10代54.3%
20代78.8%
30代55.5%
40代44.5%
50代31.6%
60代21.0%

上記のように10〜30代の利用率は特に高いため、トレンドや最新情報に敏感な若い世代に効果的なアプローチができるでしょう。

※参考:総務省情報通信政策研究所.「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(参照 2024-11-19)

X広告(旧Twitter広告)で選べる広告プラン

X広告(旧Twitter広告)の広告プランは4つから選択できます。各広告プランの概要や配信先などを見ていきましょう。

広告ポスト

広告ポストとは、ターゲットとなるユーザーに対して広告を配信できるプランです。一般ユーザーの投稿と同じような形式で、テキスト・画像・動画・URLを含めて広告配信ができます。

広告ポストの配信先と概要は以下の通りです。

配信先概要
タイムラインユーザーがログインした際やタイムラインを更新した際に表示される
検索結果画面キーワードターゲティングを設定すると表示が可能になる
プロフィール画面ユーザーのプロフィールページに広告が表示される
ポスト返信画面一部のポストの返信画面に広告が表示される※特定のキャンペーンのみ(2024年11月時点)

キーワード広告

キーワード広告は、検索連動型広告のことで、商品やサービスの検索を能動的に行うユーザーに向けて広告を配信できるプランです。事前に設定したキーワードにマッチする検索をユーザーが行うと広告が表示されます。

キーワード広告の配信先と概要は以下の通りです。

配信先概要
検索結果画面トレンドキーワードやハッシュタグのクリックで検索結果画面に遷移した際に表示される
ポスト返信画面返信元の投稿本文に含まれるキーワードをターゲティングして広告を配信する
タイムラインホームタイムラインに表示されるポストのうち、設定されたキーワードを含んだポストの直後に広告が表示される

トレンドテイクオーバープラス

トレンドテイクオーバープラスは、トレンドと連動している「話題を検索」タブに、24時間独占で動画広告を配信できるプランです。

Xのトレンドが集中する「話題を検索」タブに動画広告を表示させることで、商品やサービスを話題の中心に押し上げることができます。国単位での地域ターゲティングが可能です。なお、トレンドテイクオーバープラスは認定代理店専売商品となっています(2024年11月現在)。

タイムラインテイクオーバー商品

タイムラインテイクオーバー商品は、1日買い切り型の広告プランです。

タイムラインの以下の箇所に広告が表示でき、それぞれ提供件数が決まっています。

配信先概要提供件数
タイムラインテイクオーバーTier1その日にユーザーが最初にアクセスするタイムラインの最初の広告枠(タイムラインの上から2番目のポスト)いずれか1日1社
タイムラインテイクオーバーTier2ホームタイムラインに表示される1日の最初の広告枠やその他の上位のタイムライン広告枠
タイムラインリーチホームタイムラインのいずれかの広告枠1日2アカウント

タイムラインテイクオーバー商品も認定代理店専売商品です(2024年11月現在)。

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

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X広告(旧Twitter広告)で選べるクリエイティブ

X広告(旧Twitter広告)には豊富なクリエイティブの種類があります。ここからは主な10種類のクリエイティブの特徴を見ていきましょう。

テキスト広告

テキスト広告は、文章で商品やサービスのアピールができる広告です。

画像広告や動画広告と比べると伝えられる情報量には限りがありますが、他の投稿となじみやすいため、多くのターゲットユーザーに広告を届けられます。

ユーザーは広告に対していいね・返信・お気に入り・リポストなどを行えます。

ポスト本文は日本語全角で140文字以内(半角で280文字以内)です(※)。ただしリンクを付ける場合は、全角12文字分(半角で23文字分)はリンクに使用されるので、実際に本文に使用できるのは全角128文字(半角で257文字)となります(※)。

※ 参考:X Business.「広告クリエイティブの仕様」(参照 2024-11-19)

画像広告

画像広告はテキストと画像で構成されるタイプの広告です。表示する画像の枚数は単一と複数から選択できます。

ユーザーは広告に対していいね・返信・リポストが行えます。

画像広告の仕様は以下の通りです。

本文全角140文字以内(半角280文字以内)※URLとして全角12文字(半角23文字)が使用される場合、実際に本文に使用できるのは全角128文字(半角で257文字)
画像サイズモバイル:横600 × 縦335ピクセル以上デスクトップ:横600ピクセル以上
画像ファイルサイズx.com:最大15MBads.x.com:最大3MB
縦横比縦横比1:1の場合:横1,200 × 縦1,200ピクセル縦横比1.91:1の場合:横1,200 × 縦628ピクセル
ファイル形式PNG・JPEG・GIF推奨※BMP・TIFFは使用不可

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

動画広告

動画広告はテキストと動画で構成されるタイプの広告です。

動画広告は画像広告よりも視覚的にアピールしやすいため、より印象に残る広告が配信できるでしょう。ストーリーを伝えることもできるので、ブランディングにも効果が期待できます。

動画広告の仕様は以下の通りです。

本文全角128文字以内
ファイル形式MP4もしくはMOV
ファイルサイズ最大1GB(30MB以下を推奨)
動画サイズアスペクト比16:9の場合:800 × 450ピクセルを推奨アスペクト比1:1の場合:800 × 800ピクセルを推奨
動画の長さ15秒以下を推奨(最大2分20秒)
サムネイルの仕様ファイル形式:PNG・JPEGアスペクト比:動画と同じアスペクト比を推奨最大サイズ:5MB

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

バーティカルビデオ広告

バーティカルビデオ広告は、縦型動画を次々と閲覧できるメディアビューアー機能内で、フルスクリーンかつ音声ありの動画を配信できる広告です。音声はデフォルトでオンになっており、没入感の高い広告を配信できます。またCTAボタンを設置できるため、Webサイトやアプリへの誘導も可能です。

バーティカルビデオ広告の仕様は以下のようになっています。

動画の長さ15秒以内を推奨(最大2分20秒、権限付与で10分まで)
アスペクト比9:16(縦長)を推奨(16:9および1:1も可)
推奨動画サイズ9:16の場合:1,280 × 720ピクセル16:9の場合:720 × 1,280ピクセル1:1の場合:720 × 720ピクセル
文字数90文字以内を推奨
解像度最小:720 × 1,280ピクセル最大:1,080 × 1,920ピクセル
推奨ビットレート5〜10 Mbps

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」.https://twitter.app.box.com/s/z5warfnvwmelgvbqgoqds6kdvrbdslec ,(参照 2024-11-19).

カルーセル広告

カルーセル広告とは、1つの広告枠に複数の画像もしくは動画を組み合わせて配信できる広告です。構成を工夫することで、効果的にブランドストーリーを伝えられます。またさまざまな商品・サービスを同時にアピールすることも可能です。

カルーセル広告の仕様は以下のようになっています。

本文全角140文字以内
スライド数2〜6個
リンクカルーセル広告1つに対して1URL
画像ファイル形式PNG・JPEG
ファイルサイズ1画像につき最大20MG
画像サイズアスペクト比1.91:1の場合:横800 × 縦418ピクセルアスペクト比1:1の場合:横800 × 縦800ピクセル
動画ファイル形式MP4・MOV
ファイルサイズ30MB未満
動画の長さ最長140秒
最小サイズ横640 × 縦360ピクセルもしくは横360 × 360ピクセル

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

コレクション広告

コレクション広告はメインとなるヒーロー画像1枚と、その下に配置される複数のサムネイルによって構成される広告です。

ヒーロー画像を固定したまま、サムネイルだけをスワイプできます。ヒーロー画像およびサムネイルにそれぞれリンク先を設定できるため、商品詳細や購入へのスムーズな誘導が可能です。

本文全角140文字以内
Webサイトタイトルの長さ全角35文字以内(半角70文字以内)
画像枚数2〜6枚(5枚以上を推奨)
画像サイズアスペクト比1:1:横800 × 縦800ピクセル
ファイル形式PNG・TIFF

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

ダイナミックプロダクト広告

ダイナミックプロダクト広告は、ターゲティングしたユーザーとの関連性に基づき、表示される商品をカタログから自動取得して表示できる広告です。「見込み客ターゲティング」と「リブランディング」に活用できます。

ダイナミックプロダクト広告を利用するには、X Shopping managerであらかじめ商品カタログの設定が必要です。商品カタログは最大1,000万点に対応しています(※)。またリターゲティングを導入する場合は、ピクセルもしくはコンバージョンAPI(CAPI)を導入しなければなりません。

本文全角140文字以内
スライド数2〜6個(カタログより自動取得)
リンク画像1枚につき1つ(カタログより自動取得)

※ 参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

Amplifyプレロール

Amplifyプレロールは、200以上のコンテンツパートナーが配信する動画の冒頭にプレロール型の動画広告をスポットで差し込める広告です(※)。プレロールとはユーザーが選択した動画コンテンツの冒頭に挿入する動画広告フォーマットを指します。

広告配信先のコンテンツカテゴリーを選び、Xのオーディエンスターゲティングと組み合わせることで、ターゲットに狙いを定めた広告配信が可能です。

動画コンテンツの長さは6秒以下が推奨されています(※)。6秒以上の動画の場合、再生から5秒後にスキップボタンが現れます(※)。

Amplifyプレロールの仕様は以下の通りです。

ファイル形式MP4もしくはMOV
ファイルサイズ最大1GB
動画の長さ15秒以下を推奨(最大2分20秒)
動画のアスペクト比1:1を推奨
推奨動画サイズ1,200 × 1,200ピクセル(1:1の場合、最小は600 × 600ピクセル)

※ 参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

Amplifyスポンサーシップ

Amplifyスポンサーシップは、Xと契約している200以上のパートナーと広告主が1対1の契約を結び、提携して一定期間のキャンペーンを展開できる広告です(※)。

Amplifyスポンサーシップを利用すると、特定のパートナーの動画コンテンツと自社の広告動画を連動させられます。例えばサッカーW杯のライブ配信を行うパートナーと提携を結び、自社ブランドのサッカーウェアやサッカーシューズなどの広告を配信することが可能です。

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

ライブ・ライブショッピング

ライブとは、Xアプリを使用して行うライブ配信のことです。ライブ配信のオーガニックポスト(自社のXアカウントから無料で投稿するコンテンツ)をキャンペーン作成画面で選ぶと、ライブとして広告配信ができます。

ライブショッピングとは、ショッピング機能を組み合わせたライブ配信のことです。ユーザーはライブ動画を視聴しながら、広告主のECサイトを閲覧できます。また特定の商品をライブ動画下にバナーで表示することも可能です。

X広告(旧Twitter広告)で設定できるキャンペーン目的

X広告(旧Twitter広告)で設定できる8つのキャンペーン目的をご紹介します。

リーチ

リーチキャンペーンは、一定期間で広告を閲覧するユーザーを最大化するキャンペーンです。新商品や新たなブランドメッセージの発表、特定の話題やトレンドと関連付けた広告配信を行いたい場合に適しています。

効果の高いリーチキャンペーンを実施するために推奨されているのは、以下のクリエイティブです。

  • 画像広告
  • 動画広告
  • Webサイトボタン付きの動画広告
  • カルーセル広告


リーチキャンペーンの効果測定には、以下のような項目を指標にすると良いでしょう。

  • CPM(広告を1,000回表示させるためにかかる費用)
  • インプレッション数の合計
  • オーディエンスリーチの合計
  • 平均フリークエンシー

動画の再生数

動画の再生数キャンペーンは、動画のリーチ拡大とブランド認知度向上を目的としたキャンペーンです。

動画の再生数を増やすだけでなく、ユーザーがブランドを想起する確率も高めることが可能です。また動画にリアクションしたり視聴したりする可能性が高いユーザーに質の高い動画を配信することで、ユーザーとの関係性を作ることもできるでしょう。

効果の高い動画の再生数キャンペーンを実施するために推奨されているのは、以下のクリエイティブです。

  • 動画広告
  • Webサイトボタン付き動画広告
  • カルーセル広告

効果測定には、以下のような項目を指標にすると良いでしょう。

  • 1回の動画視聴にかかるコスト
  • 動画再生数
  • 合計費用
  • オーディエンスリーチの合計
  • 動画の再生完了数

プレロール再生数

プレロール再生数キャンペーンは、Amplifyで再生される動画の再生数増加を目的としたキャンペーンです。

自社商品やサービスと関連性の高いAmplifyプレロールパブリッシャーと広告を関連付けることで、ユーザーの興味を引きやすくなり、売上向上が目指せるでしょう。Amplifyを利用して「今現在起きていること」と広告を連動させることで、キャンペーンの認知度が68%以上、メッセージ想起率が24%以上向上することも分かっています(※)。

効果の高いプレロール再生数キャンペーンを実施するために推奨されているのは、以下のクリエイティブです。

  • Amplifyプレロール
  • Amplifyスポンサーシップ

効果測定には、以下のような項目を指標にすると良いでしょう。

  • プレロール再生数
  • 動画再生数
  • 1回の動画視聴にかかるコスト
  • 動画再生完了率

※参考:Xビジネス.「Amplify広告 プレロール再生数キャンペーン」(参照 2024-11-19)

アプリのインストール数

アプリのインストール数キャンペーンは、自社アプリのダウンロード促進や、モバイルからXを利用するユーザーとの関係性を強化する目的のキャンペーンです。

新たなアプリを公開した際や、既存アプリに大幅なアップデートを行った際などに適しているでしょう。XのユーザーはXを利用していない人と比較して、オンライン広告からアプリをダウンロードする割合が38%以上高いという結果も出ています(※)。

効果の高いアプリのインストール数キャンペーンを実施するために推奨されているのは、以下のクリエイティブです。

  • アプリボタン付きの画像広告
  • アプリボタン付きの動画広告
  • カルーセル広告

効果測定には、以下のような項目を指標にすると良いでしょう。

  • 合計費用
  • アプリのクリック数もしくはインストール数
  • アプリのクリックもしくはインストール1回ごとにかかったコスト
  • アプリのクリック率もしくはインストール率

※参考:Xビジネス.「X広告 アプリのインストール数キャンペーン」(参照 2024-11-19)

ウェブサイト訪問数

Webサイト訪問数キャンペーンは、自社のWebサイトに訪問するユーザー数を増やすことを目的とするキャンペーンです。商品・サービスに関するより多くの情報をユーザーに届けたい場合や、ECサイトへの誘導を促進したい場合に適しているでしょう。

Xが提供する機能を利用してWebサイトにWebサイトタグを設定すれば、ユーザーのWebサイトでの行動やコンバージョンを追跡できます。またコンバージョンAPIを利用すれば、Webサイト上にコードを実装しなくてもデータの共有が可能です。

効果の高いWebサイト訪問数キャンペーンを実施するためには、以下のクリエイティブが推奨されています。

  • Webサイトボタン付きの画像広告
  • Webサイトボタン付きの動画広告
  • カルーセル広告

効果測定には、以下のような項目を指標にすると良いでしょう。

  • 合計費用
  • リンクのクリック数
  • リンクのクリック1回当たりにかかる費用
  • リンクのクリック率

エンゲージメント数

エンゲージメント数キャンペーンは、自社の投稿に対するいいね・リポスト・返信などを促進する目的のキャンペーンです。

エンゲージメントを向上させることでポストが拡散されるため、自社製品・サービスの認知度が向上する他、ユーザーが自社製品やサービスに関して会話をするきっかけを作ったり、自社アカウントのプロフィールページの訪問数やリンクのクリック数を増やしたりすることにもつなげられます。

効果の高いエンゲージメント数キャンペーンを実施するために推奨されているのは、以下のクリエイティブです。

  • テキスト広告
  • 画像広告
  • Webサイトボタン付きの画像広告
  • 動画広告
  • Webサイトボタン付きの動画広告
  • カルーセル広告

効果測定には、以下のような項目を指標にすると良いでしょう。

  • CPE(エンゲージメント1つ当たりにかかる費用)
  • エンゲージメント率
  • インプレッション数の合計
  • エンゲージメント数の合計
  • 合計費用
  • オーディエンスリーチの合計

アプリのリエンゲージメント数

アプリのリエンゲージメント数キャンペーンは、アプリをダウンロードしているものの起動していないユーザーを再利用や更新に誘導する目的のキャンペーンです。

アプリの新機能や特典、利用するメリットなどを提示すると、スムーズに再利用や更新を促せます。Xのユーザーのアプリ内購入の割合は、Xを利用していない人の2倍にも上ると言われているため、アプリの利用を促すことで、さらなる売上アップが目指せるでしょう(※)。また、すでにアプリを利用しているユーザーへのブランドロイヤリティ向上のためにも活用できるキャンペーンです。

アプリのリエンゲージメント数キャンペーンの効果を高めるには、以下の広告フォーマットが推奨されています。

  • アプリボタン付きの画像広告
  • アプリボタン付きの動画広告
  • カルーセル広告

効果測定には、以下のような項目を指標にすると良いでしょう。

  • 利用金額
  • アプリのクリック数
  • アプリのクリック単価
  • アプリのクリック率

※参考:Xビジネス.「X広告 アプリのリエンゲージメント数キャンペーン」(参照 2024-11-19)

ウェブサイトコンバージョン数

ウェブサイトコンバージョン数キャンペーンとは、投稿から特定のターゲットをWebサイトに誘導し、何らかの行動を促すことを目的としたキャンペーンです。

例えばWebサイトのコンバージョン(最終的な目標)が商品の購入であれば、ポストを最適化し、コンバージョンが獲得できる可能性が高いユーザーにリーチして、コンバージョン獲得を目指します。

効果の高いウェブサイトコンバージョン数キャンペーンを実施するために推奨されているのは、以下の広告フォーマットです。

  • コレクション広告
  • ダイナミックプロダクト広告

効果測定には、以下のような項目を指標にすると良いでしょう。

  • 合計費用
  • リンクのクリック数
  • リンクのクリック単価
  • リンクのクリック率
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X広告(旧Twitter広告)で利用できるターゲティング方法

ターゲットを狙って広告を出稿するには、ターゲティングが欠かせません。ここからは、X広告(旧Twitter広告)で利用できるターゲティング方法をご紹介します。

オーディエンスの特性

オーディエンスの特性によるターゲティングとは、ユーザーの属性でターゲティングする方法です。具体的には、以下のような特性でターゲティングができます。

地域国・地域・都市圏・年・郵便番号でターゲットを絞る
言語日本語を含めた46言語でターゲットを絞る
端末・プラットフォーム・Wi-Fi携帯電話の端末モデル、OSバージョン、携帯電話会社、プラットフォーム、新しい端末、Wi-Fi接続の有無でターゲットを絞る
年齢ユーザーが入力した誕生日情報を元に、21種類の年齢セグメントでターゲットを絞る
性別男性もしくは女性に限定する

※参考:Xビジネス.「地域、性別、言語、年齢ターゲティング」(参照 2024-11-19)

オーディエンスタイプ

オーディエンスタイプとは、X上での会話やエンゲージメント、映画やテレビ番組への反応、興味関心などに沿って、ターゲティングを行う手法です。7つのターゲティング方法があります。

会話ターゲティング

会話ターゲティングとは、X上でユーザーが行っている会話に基づいてターゲティングを行う方法です。

10,000種類以上の会話トピックからターゲティングをするトピックを選ぶと、そのトピックに関する会話を行っているユーザーを対象に広告配信ができます(※)。メインとなっているのは英語での会話ですが、日本語での会話にも一部対応しています。

※参考:Xビジネス.「会話ターゲティング」(参照 2024-11-19)

イベントターゲティング

イベントターゲティングとは、世界中で行われているオフライン・オンラインの特定のイベントに興味を持っているユーザーをターゲットとするターゲティング方法です。

特定のイベントに興味を持つユーザー、参加中のユーザーを対象に広告配信ができます。対象とするイベントは、広告アカウントにあり、世界中のさまざまなイベントが表示されたイベントカレンダーから選択可能です。ただしイベントカレンダーに表示されないイベントは、ターゲティングできません。

エンゲージャーターゲティング

エンゲージャーターゲティングとは、自社が過去に行った広告キャンペーンや、通常のポストを閲覧したユーザーやリアクションをしたユーザーをターゲティングする方法です。

すでに何らかの形で自社の広告やポストに接触しているユーザーに対してリマーケティングを行えるため、広告配信の効果が高めやすくなります。

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングとは、特定のキーワードを検索したユーザーやキーワードを含めたポストを行ったユーザー、キーワードが含まれるポストにエンゲージメントしたユーザーをターゲティングする方法です。

ただしキーワードに対してターゲティングをするため、ポストの内容がポジティブなのかネガティブなのかは考慮されません。特定のキーワードにエンゲージメントしたユーザーに広告を非表示にしたり、特定のキーワードの検索結果に表示しないようにしたりする「除外キーワードターゲティング」も設定できます。

映画とテレビ番組のターゲティング

映画とテレビ番組のターゲティングとは、特定のテレビ番組や映画に反応しているユーザーをターゲティングする方法です。

テレビ放送中やその前後にプロモーションツイートを配信できます。Xのユーザーは、テレビ番組や映画を視聴中にリアルタイムでポストを行っているユーザーが多いです。他の主要メディアと組み合わせることで、映画やテレビ番組のプロモーション効果に相乗効果が生まれるでしょう。

興味関心ターゲティング

興味関心ターゲティングとは、自社の商品やサービスと関連度の高いトピックを選択して、興味関心を持っているユーザーをターゲティングする方法です。

25種類の興味関心カテゴリーと350種類のサブカテゴリーからトピックを選択できます(※)。ユーザーの興味関心は、ユーザーがフォローしているアカウント、リポストやポスト、いいねなどを基準に判断されます。

※参考:Xビジネス.「興味関心ターゲティング」(参照 2024-11-19)

フォロワーが似ているアカウントのターゲティング

フォロワーが似ているアカウントのターゲティングとは、ターゲットにしたユーザーと同じような興味関心を持つ他のユーザーをターゲティングする方法です。

ユーザーのポスト内容やリポスト、クリックなどに基づいてターゲットにしたユーザーと類似したアカウントを判断します。

既存のオーディエンス

既存のオーディエンスは、既存のフォロワーや顧客をターゲティングする手法です。2つのターゲティング方法があります。

フォロワーターゲティング

フォロワーターゲティングとは、既存フォロワーや競合他社、競合ブランドなどのアカウントのフォロワーをターゲティングする手法です。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスとは、広告主がアップした顧客リストなどプラットフォーム外の情報を活用してターゲティングを行う方法です。カスタムオーディエンスには、以下のタイプがあります。

リストファーストパーティもしくはサードパーティの顧客情報を含んだファイルをアップロードし、Xのアクティブユーザー名と照合してターゲットを絞る
Webサイトのアクティビティカスタムオーディエンス自社のWebサイトを訪問した人や特定の行動をした人と、Xのアクティブユーザー名を照合してターゲットを絞る
アプリアクティビティのカスタムオーディエンスモバイルアプリのイベントを基にして、アプリをダウンロードした人や特定の行動をした人と、Xのアクティブユーザー名を照合してターゲットを絞る
アプリアクティビティの組み合わせのオーディエンス複数のアプリアクティビティオーディエンスを組み合わせ、より精度の高いオーディエンスにターゲットを絞る

X広告(旧Twitter広告)の課金形態と入札タイプ

キャンペーン目的ごとのX広告(旧Twitter広告)の課金形態と入札タイプは、以下の通りです。

キャンペーン目的課金形態入札タイプ
リーチインプレッション課金(CPM)自動入札目標入札単価
動画の再生数コストパービュー課金(CPV)インプレッション課金(CPM)自動入札上限入札単価
プレロール再生数プレロール再生数課金(CPV)自動入札上限入札単価
アプリのインストール数コストパーアプリクリック課金(CPAC)目的に基づいた自動最適入札(OAB)自動入札上限入札単価
Webサイトのクリック数インプレッション課金(CPM)コストパーリンククリック課金(CPLC)自動入札目標入札単価上限入札単価
エンゲージメント数コストパーエンゲージメント課金(CPE)自動入札上限入札単価
アプリのリエンゲージメント数コストパーアプリクリック課金(CPAC)自動入札目標入札単価
売上(旧コンバージョン)インプレッション課金(CPM)コストパーリンククリック課金(CPLC)自動入札目標入札単価上限入札単価
キーワードインプレッション課金(CPM)コストパーリンククリック課金(CPLC)コストパーアプリクリック課金(CPAC)自動入札目標入札単価上限入札単価
トレンドテイクオーバー1日単位固定金額
(認定代理店専売商品)
タイムラインテイクオーバー Tier1タイムラインテイクオーバー Tier2タイムラインリーチ1日単位固定金額
(認定代理店専売商品)

課金形態

X広告の各課金形態の概要は以下の通りです。

  • インプレッション課金(CPM):広告が1,000回表示されるごとに課金される
  • コストパーリンククリック課金(CPLC):リンクのクリックごとに課金される
  • コストパーアプリクリック課金(CPAC):アプリのクリックごとに課金される
  • コストパーエンゲージメント課金(CPE):いいね・返信・ポストなどのエンゲージメントごとに課金される
  • コストパービュー課金(CPV):動画再生ごとに課金される
  • プレロール再生数課金(CPV):プレロール再生ごとに課金される
  • 目的に基づいた自動最適入札(OAB):広告配信後にテストを実施し、投資利益率(ROI)向上のために最適化して自動入札される

入札タイプ

Xの入札タイプは大きく分けて3つあります。各入札タイプの概要を見ていきましょう。

自動入札


自動入札は、設定した予算内の最小限の費用で、広告の効果が得られるように入札額が自動で最適化される入札タイプです。スピーディーかつ手間をかけずにキャンペーンが実施できるため、インプレッションを獲得したい場合に適してしています。

上限入札単価

自動入札単価は、請求可能なアクション単位ごとに金額を細かく管理できる入札タイプです。設定した上限入札単価を超えて課金されることがないので、広告費用を管理しやすいでしょう。エンゲージメントごとの支払い金額の正確な予想が可能な広告主に適しています。

目標入札単価

目標入札単価は、請求可能なアクションごとに支払い可能な入札額を設定する入札タイプです。目標入札単価を選ぶと、最終的に目標額以内でまかなえるようキャンペーンの入札額が最適化されます。

X広告(旧Twitter広告)の出稿方法

X広告(旧Twitter広告)を出稿する方法を順番に解説します。

1. 広告アカウントを開設する

まず広告アカウントを開設しましょう。

すでにXアカウントを持っている場合でも、広告アカウントは別で開設が必要です。開設手続きは全てオンラインで完結します。

広告アカウントの開設手続きを行うと、審査が行われます。次のステップに進むには、2週間程度(※)かかることがあるので、この期間にキャンペーンの目的や広告の構成などを検討しておきましょう。

※参考:Xビジネス.「X広告を始めましょう」(参照 2024-11-19)

2. 広告キャンペーンを設定する

次に広告キャンペーンを設定してください。主に以下のような内容を設定します。

  • キャンペーンの予算
  • ターゲティング
  • クリエイティブの作成

表示される手順に沿って、必要な情報を入力していきましょう。

3. 広告審査を受ける

キャンペーンの設定後「キャンペーンを開始」をクリックすると広告審査が開始されます。

審査では、該当アカウントの広告に関するステータスや過去のXの使用状況などの要因を基に審査されます。「キャンペーンを開始」をクリックしない限り、料金は発生しません。

4. 広告配信を始める

審査に問題がなければ承認が下り、広告配信が開始されます。

万が一審査に落ちた場合は、設定した広告の配信はできません。

X広告(旧Twitter広告)で提供されている運用・効果測定ツール

X広告(旧Twitter広告)では、広告の運用や効果測定に活用できるツールが無料で提供されています。提供されている運用・効果測定ツールをご紹介するので、X広告を出稿する際は積極的に活用しましょう。

広告マネージャー

広告マネージャーは、広告キャンペーンの作成や効果の分析など、X広告の運用に欠かせないツールです。以下の機能を搭載しています。

カスタムフィルター支払方法・キャンペーン目的・ステータス・キャンペーン名で、全てのキャンペーンをフィルターにかけられる。
カスタムデータキャンペーンの結果や結果当たりの費用、結果率がキャンペーン目的別に確認できる(カスタマイズで測定データを表示させることも可能)。選択した測定データをカスタムレポートとして保存できる。
複数のキャンペーン・広告グループの一括編集複数のキャンペーンを選択、もしくは広告グループを選択して、一括で配信を停止したり再開したりできる。

広告エディター

広告エディターとは、複数の広告キャンペーンを同時に作成し、一元管理できるツールです。

Excelを活用することで、たくさんのキャンペーンも簡単に管理でき、より高い広告効果が得られるタイミングでキャンペーンを展開できます。

広告エディターを使用するには、まずツールからスプレッドシート(xslファイル)をエクスポートしましょう。キャンペーン中にエクスポートしたスプレッドシートの予算やターゲティングを必要に応じて変更し、広告エディターにインポートすれば、スプレッドシートの内容が反映されます。

スプレッドシートに新たなキャンペーン情報を追加してインポートすれば、新しいキャンペーンを増やすことも可能です。

ライブラリ

ライブラリとは、X広告で使用するクリエイティブを一括管理できるツールです。

画像・動画・GIF動画ごとに表示したり、投稿済みかどうかでフィルターをかけたりできます。各メディアを選択して、プレビューやポスト、削除などを行うことが可能です。また動画に、タイトル、説明を付けられる他、サムネイルやコールトゥーアクションも設定できます。

アナリティクス

アナリティクスは、通常のXアカウントから投稿したポストからキャンペーンまで、さまざまなコンテンツのパフォーマンスを確認できるツールです。

アカウントホーム画面では、過去28日間のポスト数やインプレッション、プロフィールページへの訪問数、新規のフォロワー数などが一目で分かります(※)。またポストアクティビティダッシュボードでは、広告用ポストを含めた全てのポストのポスト単位のエンゲージメント数を把握することも可能です。

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

A/Bテスト機能

A/Bテスト機能は、ランダムで重複のないオーディエンス群を作って異なるパターンをテストし、目標に対してより期待する効果が出るパターンを見出せる機能です。

A/Bテスト機能で対象となるクリエイティブアセットは、画像・動画・テキスト・CTAで、最大5つのクリエイティブを比較できます(※)。A/Bテスト機能が利用できるのは、テイクオーバーを除く全てのキャンペーン目的です。ただし、ダイナミックプロダクト広告はサポートの対象外となっています。

※参考:X Business.「X広告媒体資料 2024年4〜6月期」(参照 2024-11-19)

X広告(旧Twitter広告)で成果を出すためのポイント

X広告(旧Twitter広告)で成果を出すために押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

画像クリエイティブにこだわる

X広告で成果を出すためには、画像クリエイティブにこだわりましょう。

X社によると、Xユーザーの97%はビジュアルに注目しているとされています(※)。X広告の効果を高めるには、思わず目を止めてしまうような見栄えのする画像クリエイティブを使うことが欠かせません。

効率良く画像クリエイティブを作るには、テンプレートを作成するのも一つの方法です。統一感を持たせ、ロゴなどのブランド要素を配置することで、ブランドイメージが伝わりやすいクリエイティブになります。

またテキストを含んだ画像の場合は、フォントの種類や大きさ、間隔などもしっかりと検討し、視認性も高めることが大切です。画像に含まれる情報が隠れないようにデザインすれば、スクリーンリーダーを使用する視覚障害を持つユーザーにも、正確に情報を届けられます。加えて、テキストで画像を説明する代替テキストも付け、アクセシビリティに配慮するようにしましょう。

※参考:Xビジネス.「Twitterの画像ですべきことと避けるべきこと」(参照 2024-11-19)

動画クリエイティブにこだわる

X広告で成果を出すためには、動画クリエイティブにこだわることも欠かせません。

動画でユーザーの心をつかむには、動画の長さを15秒以内にするのがおすすめです。人の注意力は8秒程度しか持続しないとされています(※1)。動画クリエイティブでユーザーのエンゲージメントを獲得するには、短いながらもメッセージがしっかりと伝わる内容にまとめることが大切です。

またミュートで視聴されたときのために字幕を付けておくと、より多くのリーチを獲得しやすくなります。最初の3秒以内にブランド名や商品名を表示させ、動画全編を通して動画の右上もしくは左上の隅にブランドロゴを常時表示させることで、ブランドや商品を効果的にアピールできます(※2)。

※1 参考:Xビジネス.「クリエイティブチェックリスト: Twitterの動画キャンペーンを最大限に活用する5つの方法」(参照 2024-11-19)
※2 参考:Xビジネス.「X動画広告リソース」(参照 2024-11-19)

最適なキャンペーンを選択する

最適なキャンペーンを選択することも、X広告で成果を出すためには欠かせません。

ご紹介した通りX広告には複数のキャンペーン目的があり、それぞれ最適化目標が異なります。自社が達成したい目標を明確にし、その目標に合ったキャンペーンを選択しなければ、いくら魅力的なクリエイティブを用意しても、思うような結果は得られません。

広告の目的を踏まえてどのキャンペーンが合っているかをしっかりと検討し、結果が出せる広告を打ち出しましょう。

効果検証と改善を繰り返す

X広告で成果を出すためには、効果検証と改善を繰り返すことも重要です。

広告は一度出稿したら終わりではありません。より高い効果を得るためには、効果を検証し、必要に応じた改善を行う必要があります。

例えばA/Bテスト機能の活用は、運用改善に効果的です。繰り返しA/Bテストを実施すれば、どのような性質の広告がインプレッションやエンゲージメントを獲得しやすいのかが見えてくるでしょう。

まとめ

商品やサービスの購入につなげやすいX広告は、細かいターゲティングを設定することで、効率良くターゲットを狙った広告配信ができます。目的に最適なキャンペーンを選択し、ユーザーにインパクトを与えられるクリエイティブを制作して、効果的な広告を打ち出しましょう。

「どのキャンペーンを選ぶべきか分からない」「ターゲティングがうまく行かない」という方は、X広告の運用を外部に委託するのも一つの方法です。X広告を含めたSNS運用代行を行っている株式会社ジオコードは、X社の公式認定を受けている「X広告認定代理店」です。日本全国に対応していますので、まずはお気軽にご相談ください。

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