Google広告認定資格でキャリアアップ!受験方法・勉強のコツを紹介
2020年7月1日
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更新日:2024年 11月 22日
【監修】株式会社ジオコード Web広告事業 責任者
新井 政樹
SNS広告とは、文字通りSNSに広告を配信することです。スマートフォンが普及し、多くの人が情報収集や情報発信にSNSを使う今、企業にとってもSNSは無視できない存在となっています。SNS広告を活用すると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
本記事ではSNS広告の概要や活用する目的、運用するメリット、主要なSNSプラットフォーム別の違いなどを解説します。一口にSNSと言ってもSNSの種類によってユーザー層や適している商材が異なるため、違いを把握し、自社に合ったSNSを選ぶことが重要です。SNS広告の出稿を検討している企業の担当者の方は、本記事を参考にして自社とマッチするSNSを選び、効果的な広告を出稿しましょう。
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SNS広告とは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に配信する広告のことです。
SNSはインターネット上のコミュニティサービスのことで、テキストや画像、動画などで情報発信を行ったり情報収集を行ったりするために活用されています。総務省の発表した「令和5年度版 情報通信白書」によると、国内で月1回以上SNSを利用している人は、2022年で1億200万人となりました。今後も利用者数は増えていくと考えられており、2027年には1億1,300万人に達すると予想されています(※)。
SNS広告は、広告主が配信内容や予算などを柔軟に設定して運用できる「運用型広告」の一種です。従来はメディアの広告枠を買い取り、不特定多数に対して広告を配信する「純広告」が一般的でしたが、近年は効果に合わせて内容を変更でき、低予算から出稿が可能な運用型広告を選ぶ企業も増えてきました。
SNSに広告を配信すれば、SNSを利用している多くのユーザーに商品やサービスの情報を届けることができる上、リアルタイムで効果を測定し、状況に応じて改善を重ねながら適切な広告を配信できます。
※ 参考:総務省.「第2部 情報通信分野の現状と課題」.https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/nd247100.html ,(参照 2024-11-19).
一般的にWeb広告とは、インターネット上のWeb媒体に配信されている広告全般を指します。
一口にWeb広告といっても、大手検索エンジンの検索結果画面に表示される「リスティング広告」、Webサイトの広告枠に表示される「ディスプレイ広告」、複数のWebサイトに同時に配信が可能な「アドネットワーク広告」などさまざまな種類があります。
一方、前述した通り、SNS広告はSNS上に配信する広告です。ただし広義ではSNS広告もWeb広告の一種と見なされます。
前述した通り、リスティング広告とは大手検索エンジンの検索結果画面に表示されるWeb広告の一種です。
GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンを使って検索を行うと、検索画面の上部に「広告」や「スポンサー」などと記載のある広告が表示されます。これがリスティング広告です。リスティング広告で表示されるのは、ユーザーが検索したキーワードと連動しているため、検索連動型広告とも呼ばれます。特定のキーワードに関して情報を求めているユーザーに対して関連する広告が表示されるので、Webサイトへの誘導を促しやすい傾向にあります。
一方、SNS広告は自身のニーズや悩みを把握していない潜在層や、ニーズはあるものの商品を認知していない準潜在層にアプローチしやすい傾向にあるのが特徴です。ただしSNS広告でも、商品を認知している顕在層や既存顧客にアプローチすることが可能です。
SNS運用は、企業がSNSに自社の公式アカウントを作成し、コンテンツを投稿してアカウントを運用することです。日々さまざまな投稿を行い、ユーザーとコミュニケーションを取りながら、商品やサービスに関する有益な情報を提供したり、自社や自社ブランドのファンを構築したりできます。ただし不用意な発言や不適切な発言をすると、あっという間に拡散されて炎上し、企業の信頼を失ってしまうリスクも潜んでいます。
一方、SNS広告はSNS上に広告を配信することで、認知拡大や購入につなげるためのものです。自社製品やサービスへのニーズを持つユーザーを開拓できる可能性はありますが、「広告」の印象が強くなってしまうと敬遠されてしまうこともあるでしょう。
SNS運用とSNS広告はいずれもSNSマーケティングの手法ですが、SNS運用は中長期的な効果、SNS広告は短期的な効果を出すために用いられます。どちらかだけを行っている企業もありますが、2つの手法を組み合わせると、相乗効果が生まれやすくなるでしょう。
SNS広告を活用する目的には、どのようなものがあるのでしょうか。5つの目的をご紹介します。
企業やサービスの認知度を上げることは、SNS広告を活用する目的の一つです。
SNSの特徴の一つに「拡散性」があります。広告が拡散されると、より多くの人に広告を見てもらうことができ、効率的に自社やサービスの認知向上が目指せます。企業や新ブランドの立ち上げ、新サービスの発売時などにSNS広告を活用すれば、多くの人に知ってもらえる機会となるでしょう。
潜在顧客を獲得することも、SNS広告を活用する目的です。
SNS広告はユーザーの属性や興味関心、検索履歴などに基づいてターゲティングを行うことができるため、潜在顧客に効果的なアプローチができます。また前述したSNS広告の拡散性によって、潜在顧客にリーチできる可能性も高いです。
Webサイトへの流入を増やす目的で、SNS広告を活用する企業も少なくありません。
SNS広告を通して自社に興味を持ってもらえば、自社のWebサイトに訪問してもらえる可能性も高くなります。広告にコーポレートサイトやランディングページ、ECサイトなどへのリンクを付けることが可能なため、興味を持ってもらえる広告を出稿すれば、Webサイトへの流入増加が見込めるでしょう。
商品の購入を促進することも、SNS広告を利用する目的の一つです。
写真や動画を使って商品やサービスの魅力が伝わるSNS広告を出稿すれば、そこから購入に促すこともできます。前述した通り、ECサイトへの流入も誘導できるため、スムーズに購入につながる可能性も高いです。特定非営利活動法人エムシーイーアイがZ世代を対象に実施した調査によると、Z世代の56.0%はSNSを通じて商品を購入した経験があると回答しています(※)。
※参考:PressWalker.「Z世代の情報源ベスト3は1位SNS、 2位動画サービス、 3位テレビ それぞれ6割以上。オールドメディアが意外に健闘!!」.https://presswalker.jp/press/20626 , (2023-08-24).
SNSアカウントのフォロワーを増やすことも、SNS広告の目的です。
自社の公式SNSアカウントを運用する企業は少なくありませんが、運用を続けても思うようにフォロワーが増えず、頭を抱えている企業も少なくありません。SNS広告で自社やブランド、商品・サービスの魅力が伝わる広告を出せば、自社に興味を持ってもらうきっかけとなるため、フォロワー増加につなげられる可能性も高いです。
SNS広告の運用には、どのようなメリットがあるのでしょうか。4つのメリットをご紹介します。
SNS広告を運用するメリットの一つは、精度の高いターゲティングを利用できることです。
前述した通り、SNS広告では年齢や性別などの属性や興味関心、検索履歴やいいね・フォロワーなどSNS上での行動履歴などを元に、詳細なターゲティングができます。どのようなターゲティングが行えるかはSNS媒体によって異なりますが、複数の項目を組み合わせたターゲティングができるため、ターゲットを絞った無駄のない広告配信が可能です。
拡散が期待できることも、SNS広告を運用するメリットです。
前述した通り、拡散性はSNSが持つ特徴です。配信した広告をユーザーが拡散し、いわゆる「バズる」状態になれば、期待以上の成果が得られる可能性もあります。拡散性の高さはSNSによって異なり、シェア機能がないSNSもありますが、そのような場合でもハッシュタグをうまく活用すれば多くの人に広告を届けられます。
SNS広告には、少額から広告を配信できるメリットもあります。
広告枠を買い取って広告を出す純広告と比較すると、SNS広告は少額から広告の配信が可能です。最低出稿金額が比較的定額に設定されているため、広告に予算をそれほど割けない小規模な企業でも無理なく広告が出稿できるでしょう。
また広告の出稿には費用がかかりますが、二次拡散以降に費用はかかりません。多くのユーザーに「シェアしたい」と思われる広告を出稿すれば、費用を抑えながら高い広告効果を得られる可能性が高いです。
潜在顧客にアプローチしやすいことも、SNS広告を運用するメリットの一つです。
精度の高いターゲティングができ、拡散性が高いSNS広告は、ニーズや悩みに無自覚なユーザーにも効果的にアプローチしやすい傾向にあります。また多くのSNS広告は、一般の投稿と自然な形で馴染むような体裁になっているので、広告に対してネガティブな印象を持たれづらく、潜在層や準潜在層にも好意的に受け入れられやすいです。
一口にSNSといっても、その特徴やユーザー層、課金形態などは異なるため、SNS広告の出稿を考えているのなら、自社に合ったSNSを選ぶことが大切です。
今回はSNS広告に対応している以下6つのSNS媒体をご紹介します。
SNS媒体 | 全年代の利用率(国内) | 特徴 |
---|---|---|
LINE | 94.0% | 全年代で利用率が90%を超えているLINE公式アカウントを利用すれば、1対1のコミュニケーションも可能 |
YouTube | 87.1% | 動画共有プラットフォーム全年代で幅広く活用されている |
50.1% | ビジュアルコンテンツがメインのSNS10〜40代のユーザーが多い | |
29.9% | 実名登録者が多いビジネスやニュースなどに関する話題が多い30・40代のユーザーが多い | |
X(旧Twitter) | 45.3% | 拡散性が高いリアルタイムの情報収集に優れている10〜30代のユーザーが多い |
TikTok | 28.4% | ショート動画と音楽を組み合わせたSNS10代を中心とした若年層からの支持が強い |
※参考:総務省情報通信政策研究所.「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」.https://www.soumu.go.jp/main_content/000887659.pdf ,(参照 2024-11-19).
LINE広告は、コミュニケーションアプリとして国内で9,700万人のユーザーを持つ「LINE」に配信できる広告です(※)。
性別・年齢・地域などの属性でのターゲティングに加え、LINE公式アカウントで取得されたデータを使った広告配信も可能です。また自社のLINE公式アカウントを開設すれば、広告から自社アカウントに誘導もできます。
※参考:LINE広告.「ランディングページ」.https://admanager.line.biz/pages/campaign-lp3/ ,(参照 2024-11-19).
LINEのユーザー層は全年代です。
全年代の利用率は94.0%で、他のSNSと比較しても圧倒的に利用率が高くなっています。男性の利用率は91.3%、女性は96.8%で、女性の利用率の方が高いです(※1)。
普段スマートフォンで利用しているSNSがLINEのみというユーザーは41.2%にも上り、LINE広告でしかアプローチできないユーザーも存在しています(※2)。
※1 参考:総務省情報通信政策研究所.「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」.https://www.soumu.go.jp/main_content/000887659.pdf ,(参照 2024-11-19).
※2 参考:LINEヤフー株式会社.「LINE Business Guide」.https://www.lycbiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202404-09.pdf ,(参照 2024-11-19).
LINE広告の配信面は以下の通りです。
LINE広告には、以下のフォーマットがあります。
※参考:LINEヤフー for Business.「LINE広告のクリエイティブサイズと入稿規程 制作のコツも解説」.https://www.lycbiz.com/jp/column/line-ads/creative/20200318-02/ ,(2024-08-20).
LINE広告の課金形態は以下の通りです。
課金形態 | 概要 | 最低設定金額 |
---|---|---|
クリック課金(CPC) | 広告がクリックされた際に課金される | 手動入札:24円自動入札:36円 |
インプレッション課金(CPM) | 広告が1,000回表示されるごとに課金される | 200円 / 1,000インプレッション |
友だち追加ごとに課金 | LINE公式アカウントに友だち追加されるごとに課金される | 手動入札:50円/友だち追加自動入札:75円/友だち追加 |
※参考:LINEヤフー for Business.「LINE広告の料金と予算の考え方」.https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/price/ ,(参照 2024-11-19).
LINE広告と相性の良い商材は以下の通りです。
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YouTube広告は、Gogole社が運営する動画共有プラットフォーム「YouTube」に配信できる広告です。
動画広告がメインですが、静止画のバナー広告もあります。広告の多くはユーザーが選択した動画の再生中や再生前後に差し込まれ、スキップ可能な動画もあれば、スキップができない広告もあります。
YouTubeのユーザー層は全年代です。
利用率はLINEよりも若干低く、全年代で87.1%ですが、10〜30代では90%以上、40・50代では80%以上、60代でも66.2%が利用しています。男性の利用率は89.9%、女性は84.2%で、男性の方が利用者は多いです(※)。
※ 参考:総務省情報通信政策研究所.「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」.https://www.soumu.go.jp/main_content/000887659.pdf ,(参照 2024-11-19).
YouTube広告の配信面は以下の通りです。
YouTube広告には、以下のフォーマットがあります。
YouTube広告の課金形態は以下の通りです。
課金形態 | 概要 | 最低出稿金額 |
---|---|---|
クリック課金(CPC) | クリックごとに課金される | 設定なし |
再生課金(CPV) | 動画が再生されるごとに課金される | 設定なし |
インプレッション課金(CPM) | 広告が1,000回表示されるごとに課金される | 設定なし |
YouTube広告と相性の良い商材や業界は以下の通りです。
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Instagram広告は、Meta社が運営するビジュアルコンテンツを中心としたSNS「Instagram」に配信する広告です。写真や動画をメインとして、おしゃれな投稿が目を引きます。
一般の投稿やストーリーズに混ざって広告が表示されるため、ユーザーからネガティブな印象を持たれにくいのが特徴です。ユーザーから高い支持を得ているインフルエンサーを活用した広告も出稿できます。詳細なターゲティングが可能で、属性や興味関心、行動履歴だけでなく、既存顧客と類似した性質を持つユーザーにも広告配信が可能です。
Instagramのユーザー層は、10〜30代の若年層が多いです。最も利用率が高いのは、20代で73.3%となっています(※)。
男性の利用率は41.4%、女性は58.9%で、女性の利用率の方が高いのが特徴です(※)。ただし近年は男性ユーザーも増えてきています。
※ 参考:総務省情報通信政策研究所.「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」.https://www.soumu.go.jp/main_content/000887659.pdf ,(参照 2024-11-19).
Instagram広告の配信面は以下の通りです。
Instagram広告には、以下のフォーマットがあります。
ストーリーズへの配信は、フルスクリーン縦型アセットが推奨されていますが、フィード用の画像・動画サイズでも配信できます。リールへの配信は、フルスクリーン縦型アセットのみです。
Instagram広告の課金形態は以下の通りです。
課金形態 | 概要 | 最低出稿金額 |
---|---|---|
クリック課金(CPC) | クリックごとに課金される | 1米ドル / 日 |
インプレッション課金(CPM) | 広告が1,000回表示されるごとに課金される | 1米ドル / 日 |
アプリインストール課金(CPI) | アプリがインストールされるごとに課金される | 1米ドル / 日 |
再生課金(CPV) | 動画が再生されるごとに課金される | 1米ドル / 日 |
Instagram広告と相性の良い商材や業界は以下の通りです。
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Facebook広告は、Meta社が運営しているSNS「Facebook」に配信する広告です。同じくMeta社が運営しているInstagramにも広告を配信できます。
他のSNSと比較して実名で登録しているユーザーが多いため、ユーザーデータが詳細なのが特徴です。住所や電話番号など、登録されている個人情報をベースにしたターゲティングも行えます。
Facebookのユーザー層は、30〜40代が多いです。30代の利用率は46.5%、40代は38.2%となっています(※)。他のSNSと比較すると、年齢層は高めです。
また男性の利用率が31.6%なのに対し、女性の利用率は28.2%で、男性に多く利用されています(※)。ビジネスパーソンの利用者が多く、経営者や社会的地位のあるユーザーも少なくありません。
※ 参考:総務省情報通信政策研究所.「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」.https://www.soumu.go.jp/main_content/000887659.pdf ,(参照 2024-11-19).
Facebook広告の配信面は以下の通りです。
Facebook広告には、以下のフォーマットがあります。
Facebook広告の課金形態は以下の通りです。
課金形態 | 概要 | 最低出稿金額 |
---|---|---|
インプレッション課金(CPM) | 広告が1,000回表示されるごとに課金される | 100円 |
クリック課金(CPC) | クリックごとに課金される | 100円 |
再生課金(CPV) | 動画が再生されるごとに課金される | 100円 |
Facebook広告と相性の良い商材は以下の通りです。
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X広告とは、X(旧Twitter)に配信する広告のことです。
前述した通り、SNS広告は拡散性が高いのが特徴ですが、中でもX広告はタップ一つで広告のリポスト(再投稿)ができるため非常に高い拡散性を持ちます。リポストされた広告は、そのアカウントのフォロワーのタイムラインに表示されるため、より多くの人に広告を届けられる可能性が高いです。
Xの利用率は10代で54.3%、20代は78.8%、30代は55.5%となっており、10〜30代を中心に多く利用されています。男性の利用率は44.3%、女性は46.2%で、若干女性の利用率の方が高いです(※)。
※ 参考:総務省情報通信政策研究所.「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」.https://www.soumu.go.jp/main_content/000887659.pdf ,(参照 2024-11-19).
X広告の配信面は以下の通りです。
X広告には、以下のフォーマットがあります。
X広告の課金形態は以下の通りです。
課金形態 | 概要 | 最低出稿金額 |
---|---|---|
インプレッション課金(CPM) | 広告が1,000回表示されるごとに課金される | 設定なし |
コストパーリンククリック課金(CPLC) | リンクがクリックされるごとに課金される | 設定なし |
コストパーアプリクリック課金(CPAC) | アプリがクリックされるごとに課金される | 設定なし |
コストパーエンゲージメント課金(CPE) | エンゲージメントごとに課金される | 設定なし |
再生課金(CPV) | 動画が再生されるごとに課金される | 設定なし |
プレロール再生数課金(CPV) | プレロール再生ごとに課金される | 設定なし |
目的に基づいた自動最適入札(OAB) | 広告配信後に実施したテストに基づき、投資利益率向上のために最適化して自動入札される | 設定なし |
X広告と相性の良い商材は以下の通りです。
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TikTok広告とはエンターテイメント動画プラットフォームの「TikTok」に配信できる広告です。
BGM付きのショート動画を投稿できるのが特徴で、広告も視覚・聴覚の両面からアプローチできます。また動画編集の特別な知識がなくても誰でも簡単に広告動画を作成できるため、初めて動画広告を出稿する方でも取り組みやすいでしょう。
TikTokのユーザーが圧倒的に多いのは10代です。利用率は10代が66.4%と最も多く、20代も47.9%と比較的高い傾向にあります。それ以降の年代の利用率は30〜50代が20%台、60代が10%台です(※)。
男性の利用率は25.7%、女性は31.2%で、女性の方が利用率が高くなっています(※)。
※ 参考:総務省情報通信政策研究所.「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」.https://www.soumu.go.jp/main_content/000887659.pdf ,(参照 2024-11-19).
TikTok広告の配信面は以下の通りです。
TikTokではインフィードのみに配信されます。Pangleはアプリ特化型広告プラットフォームで、国内のさまざまなジャンルのアプリやWebサイトに広告の配信が可能です。
TikTok広告には、以下のフォーマットがあります。
TikTok広告の課金形態は以下の通りです。
課金形態 | 概要 |
---|---|
インプレッション課金(CPM) | 広告が1,000回表示されるごとに課金される |
FocusedView課金 | 広告が6秒以上視聴された場合や、6秒以内に何らかのエンゲージメントが行われた場合に課金される |
最適化インプレッション課金(oCPM) | キャンペーンの目的にあったユーザーにのみ広告が表示され、その表示回数に基づいて課金される |
クリック課金(CPC) | クリックごとに課金される |
TikTok広告の最低出稿金額は、広告の種類によって異なります。
広告の分類 | 種類 | 最低出稿金額 |
---|---|---|
リザベーション(予約型) | TopView | 500万円〜 |
Reach & Frequency | 要問い合わせ | |
Branded Mission | Mission Lite:391万円〜Mission Standard:711万円〜Mission Mega:1,421万円〜※パッケージ料金 | |
オークション型(運用型) | ブランドキャンペーン | 5,000円 / 日 |
パフォーマンスキャンペーン | 5,000円 / 日 |
※参考:TikTok for Business.「Media Guide 2023 Q3 Ver 1.0」.https://tiktok-for-business.co.jp/app/wp-content/uploads/2023/06/tiktok_2023q3-mediaguide.pdf ,(参照 2024-11-19).
TikTok広告と相性の良い商材や業界は以下の通りです。
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SNS広告によって運用のポイントは異なる点もありますが、ここからはSNS広告に共通する成果を出すためのポイント・注意点をご紹介します。効果的なSNS広告が運用できるよう、これからご紹介する4つのポイントを参考にしましょう。
SNS広告で成果を出すためには、広告配信の目的を明確にしましょう。
ご紹介した通り、一口にSNSといっても媒体によって特徴やユーザー層などが異なります。そのため、広告配信を行う目的を明確にしていないと、自社の目的やターゲットに合わない広告配信を行ってしまう可能性が高いです。また媒体を決めた後も、適切な広告フォーマットを選べない上、戦略もブレてしまうので、期待するような効果が得られなくなってしまいます。
SNS広告を検討しているのなら、まず広告配信を行う目的やターゲットを絞り込み、その目的を達成するにはどのようなSNSが適しているのかを考えましょう。その上で、選択したSNSの広告フォーマットを比較し、どのフォーマットが適しているのかを検討します。
目的が明確になっていれば、クリエイティブで何をアピールすべきかも見えてくるため、効果的なSNS広告が打ち出しやすいです。
SNS広告で成果を出すには、媒体数を増やし過ぎないことも大切です。
SNS広告は最低出稿金額が比較的低額で、中には設定されていないものもあります。しかし、ある程度の効果を出すためには、一つの媒体でまとまった予算を割くことが大切です。
一つの媒体にあまり予算を割かず、あれもこれもと媒体数を増やして予算を分散させてしまうと、期待するような成果が得られないかもしれません。ユーザー層や相性の良い商材が重複している媒体もありますが、一つのSNSに絞ってしっかりと予算をかけることで、効果が期待しやすくなります。
複数の媒体に広告を出稿したいと考えている場合は、まずSNS広告にかけられる予算の総額を割り出し、一つの媒体にどの程度の予算をかけられそうかシミュレーションしてみると良いでしょう。
定期的に効果検証を行うことも、SNS広告で成果を出すためのポイントです。
一度決めた設定で出稿を続けると、期待する効果が得られないのにコストばかりかかってしまう恐れがあります。SNS広告をはじめとした運用型広告は、自由に予算や配信する広告の内容を設定し、状況に応じて見直せるのが特徴です。
広告を出稿したら定期的に結果を分析し、必要に応じて調整や改善を行いながら、より高い効果が得られそうな運用を目指しましょう。効果測定に必要なリソースを割くのが難しい場合は、運用代行を行っているプロに委託することも検討してみるのもおすすめです。
SNS広告で効果を出すためには、定期的にクリエイティブを変更することも大切です。
同じクリエイティブを使い続けていると、広告が繰り返しユーザーの目に触れ、飽きられたりスルーされたりすることがあります。SNSは情報がアップデートされるスピードも早いため、ユーザーの注目を集めるには定期的にクリエイティブを変更し、新鮮さを保つことが欠かせません。
出稿した広告を効果検証すると、効果が出やすい広告の共通点も見えてくるはずです。効果が出ている広告の勝ちパターンを取り入れてクリエイティブを見直し、より魅力的なクリエイティブにアップデートしていきましょう。
ターゲティングの精度が高く、拡散性が高いSNS広告を利用すれば、潜在顧客を効率的に獲得できます。ただしご紹介した通り、SNS媒体ごとに特徴やユーザー層、相性の良い商材が異なるため、SNS広告の運用を検討しているのなら、広告の目的を明確にし、目的に合った媒体を選ぶことが大切です。また効果を最大化するには、定期的に効果測定やクリエイティブの更新を行い、勝ちパターンを把握して、より魅力的なクリエイティブで広告の配信を行うようにしましょう。
「SNS広告の効果測定の仕方が分からない」「運用するためのリソースが確保できない」という方は、SNS広告運用代行を活用するのも一つの方法です。東証スタンダード上場の株式会社ジオコードでは、さまざまなSNS広告の運用代行を行っています。「X広告認定代理店」や「YouTube Works Award」ファイナリストにも選出されており、あらゆる業種の広告運用代行の実績も豊富です。自社に合ったSNS運用を効率的に行いたい方は、ぜひ一度株式会社ジオコードにご相談ください。
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