LINEヤフー広告 検索広告でオーディエンスリストを利用したターゲティング配信の条件が変更に

【監修】株式会社ジオコード Web広告事業 責任者
新井 政樹

LINEヤフー株式会社は2026年4月28日、LINEヤフー広告 検索広告および検索広告(ショッピング)において、オーディエンスリストを利用したターゲティング配信の条件を変更すると発表しました。

今回の変更では、配信に必要なユーザーサイズの下限値が、従来の1,000以上から100以上へ引き下げられます。
これにより、これまで配信対象として活用しにくかった小規模なオーディエンスリストでも、広告配信に利用できる可能性が広がります。

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オーディエンスリストを使ったターゲティングとは

オーディエンスリストを使ったターゲティングとは、過去にサイトを訪問したユーザーや特定の条件に該当するユーザーなどをリスト化し、そのリストに対して広告配信を行う仕組みです。

検索広告では、ユーザーが検索したキーワードだけでなく、過去の行動データを踏まえて入札や配信を調整できるため、より関心度の高いユーザーにアプローチしやすくなります。

例えば、商品ページを閲覧したものの購入に至らなかったユーザーが検索を行った際に、広告配信の対象として活用できます。

配信条件は1,000以上から100以上へ

今回のアップデートで最も大きな変更点は、オーディエンスリストの配信に必要なユーザーサイズです。

これまでは、リスト内のユーザー数が1,000以上でなければターゲティング配信に利用できませんでした。
しかし変更後は、100以上のユーザーサイズがあれば配信対象として利用できるようになります。

提供時期は、検索広告が2026年5月13日までに順次完了、検索広告(ショッピング)は2026年5月13日に変更される予定です。

この変更により、流入数が限られるBtoB商材や高単価商材、ニッチなサービスなど、リスト規模が小さくなりやすいケースでも活用を検討しやすくなります。

小規模リストでも広告施策の幅が広がる

ユーザーサイズの下限値が引き下げられることで、広告運用の柔軟性は高まります。

従来は、リスト数が1,000に満たないために配信へ活用できなかったケースも少なくありませんでした。
特に、問い合わせ完了前のユーザー、特定カテゴリを閲覧したユーザー、比較検討段階にあるユーザーなど、細かく条件を分けたリストは人数が少なくなりがちです。

しかし、下限値が100以上になれば、より細かなユーザー行動に基づく配信設計がしやすくなります。
検索キーワードとオーディエンス情報を組み合わせることで、より細かな配信設計が行いやすくなります。

活用時はリスト設計と効果検証が重要

一方で、少人数のリストを使えるようになるからといって、必ず成果が改善するとは限りません。

ユーザーサイズが小さいリストは、配信量が限られやすく、成果判断に十分なデータが集まりにくい場合があります。
また、リスト条件を細かく分けすぎると、運用が複雑になり、改善ポイントが見えにくくなることもあります。

そのため、まずは自社の商材やコンバージョンまでの検討期間に合わせて、どのユーザー行動をリスト化するべきかを整理することが大切です。
閲覧ページ、訪問回数、カート投入、フォーム到達など、成果につながりやすい行動を軸に設計するとよいでしょう。

まとめ

LINEヤフー広告 検索広告で、オーディエンスリストを利用したターゲティング配信の条件が変更され、必要なユーザーサイズが1,000以上から100以上へ引き下げられます。

この変更により、これまで活用しづらかった小規模なオーディエンスリストでも、検索広告や検索広告(ショッピング)の配信に利用しやすくなります。
特にBtoB商材や高単価商材、ニッチなサービスでは、より細かなターゲティング設計が可能になるでしょう。

ただし、少人数リストは配信量や検証データが限られるため、リスト設計と効果検証を丁寧に行うことが重要です。
今回の変更をきっかけに、自社アカウントで活用できるオーディエンスリストがないか見直してみる価値があります。