広告効果測定とは?基本指標や押さえるべきポイントを解説!
2023年7月5日
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更新日:2026年 01月 28日
計測精度・運用効率・AI活用が一気に進化|LINEヤフーが公開したYahoo!広告2025年度下期ロードマップの全体像
【監修】株式会社ジオコード Web広告事業 責任者
新井 政樹
Yahoo!広告は、「より正確に測れて、より少ない工数で成果を出せる広告運用」へと大きく進化します。
LINEヤフー株式会社が公開した2025年度下期のロードマップでは、検索広告・ディスプレイ広告の両軸で、計測の高度化、ターゲティングの強化、生成AIの本格活用が明確に打ち出されました。
特に注目すべきは、iOSなどのプラットフォーム規制下でも広告効果を正しく評価できる仕組みづくりと、運用者の負担を減らす自動化・一元化の流れです。
ここでは、検索広告・ディスプレイ広告それぞれのポイントを整理し、広告運用にどう活かせるのかを解説します。

目次

検索広告では、「測れないを減らす」ことと「狙った人にだけ届ける」ことが大きなテーマになっています。
iOSをはじめとする計測制限の影響で、直接計測できないコンバージョンを推定補完する仕組みが導入されます。
これにより、実際の成果に近い数値で広告効果を評価できるようになり、入札戦略や配信最適化の精度向上が期待できます。
コンバージョンデータが増えることで、機械学習もより正確に働き、結果として広告費の無駄を抑えた運用につながります。
ターゲティング機能には、年齢×性別の掛け合わせ設定が追加予定です。
強化したい層だけに配信したり、逆に成果が出にくい層を除外したりと、配信の粒度が一段階細かくなります。
これまで感覚的に調整していた部分を、より戦略的にコントロールできる点は大きなメリットです。
広告表示アセットは、アカウント単位での設定が可能になります。
さらに、最終リンク先URLの情報をもとに、適切な画像を自動生成する機能も追加予定です。
クリエイティブ制作の手間が減り、ABテストや改善のスピードが上がる点は、運用現場にとって非常に実務的なアップデートといえます。

ディスプレイ広告では、配信面の拡張・入札の高度化・来店効果の可視化が同時に進みます。
インストリーム広告の掲載サービスに、Abemaが正式追加されます(現在はβ版)。
動画視聴中のユーザーにリーチできるため、認知拡大やブランディング施策との相性が高まります。
ユーザー拡張範囲を「狭い」「広い」の2段階で設定できる機能が追加されます。
目的に応じて調整できるため、攻めたいフェーズと守りたいフェーズを使い分ける運用がしやすくなります。
複数キャンペーンを横断して入札を最適化する「ポートフォリオ入札」がリリースされます。
個別調整が不要になり、キャンペーン全体で目標達成を目指す設計へと変わります。
店舗登録や来店計測の設定が、広告管理ツール上で完結できるようになります。
さらに、インストリーム広告視聴後の来店効果を可視化する来店レポートも提供予定です。
オンライン施策とオフライン成果を結びつけたい企業にとって、重要なアップデートです。
LINE Creative Labでは、ランディングページ情報を活用した画像生成機能がリリース予定です。
生成から編集、登録までを一気通貫で行えるため、制作リソースが限られている企業でも広告展開しやすくなります。
今回のロードマップから読み取れるのは、Yahoo!広告が自動化・生成AI・運用省力化を前提とした広告基盤へ本格的に移行しているという点です。
2025年下期に導入・公開された機能群は、2026年以降の広告運用を支える“標準装備”になっていくことが想定されます。
今後は、新機能を知っているかではなく、自社の目的に合わせて使いこなせているかが成果の差につながります。
特に、計測精度の向上や入札・クリエイティブの自動化を早い段階で取り入れた企業ほど、運用負荷を抑えながら安定した成果を出しやすくなるでしょう。
2026年は、これまでの手動中心の運用から脱却し、
「任せるところは任せ、判断すべき部分に集中する」広告運用へ切り替えていく重要なタイミングといえます。